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RAIJINTEK FORKIS PRO RBWを選ぶ前に知ること

RAIJINTEK FORKIS PRO RBWを選ぶ前に知ること

購入後すぐCPUを冷却できるだけの部品が付属するか

RAIJINTEK FORKIS PRO RBW(0R40B00200)は、5V ARGBを備えたカスタム水冷向けのCPUウォーターブロックです。見た目だけでなく、ニッケルメッキされた銅ブロック、3Dマイクロ構造、G1/4ポートを採用しており、既存の水冷ループへ組み込む部品として検討できます。

ただし、これだけを買えばCPU水冷が完成する製品ではありません。ポンプやリザーバー、ラジエーター、チューブ、フィッティングは別途必要です。初めて本格水冷を組む人より、すでにループ構成を理解している人、または必要部品を一式選べる人のほうが扱いやすい製品です。

また、発売当初の古い仕様だけを見るとLGA1700やAM5が記載されていない場合がありますが、2026年時点の現行公式仕様ではIntel LGA17xxとAMD AM5への対応が明記されています。購入判断では「古い記事の対応表」ではなく、「現在販売されている個体のマウント構成」と「現行公式仕様」を確認することが重要です。

冷却性能については、競合ブロックを上回ったテストもあれば、相対的に弱いと評価されたテストもあります。したがって、FORKIS PRO RBWは「どの環境でも最高性能」と見るより、価格、互換性、ARGB、カスタムループへの組み込みやすさを含めた総合価値で判断するのが適切です。

目次

購入後すぐCPUを冷却できるだけの部品が付属するか

結論から言えば、付属品だけではCPUを水冷できません。

標準箱に含まれるのは、FORKIS本体、Intel Back plate、AMD Bracket、Thermal grease、Wrenchなど、CPUへウォーターブロックを装着するための部品が中心です。CPUへの固定作業までは進められますが、水を循環させるポンプやリザーバー、熱を外へ逃がすラジエーター、各部を接続するチューブとフィッティングは含まれません。

RAIJINTEKの水冷構成でも、FORKIS PRO RBWとは別にANTILA D5 EVO RBW、CALORE ELITE CA360またはCA240、Brass Fitting、PETG Hard Tubeなどが組み合わされます。つまり、本製品はAIO水冷のような完成済みCPUクーラーではなく、カスタムループを構成する一要素です。

すでにポンプ、ラジエーター、チューブ類を所有している人なら、本体単体の価格を比較しやすくなります。一方、これから初めて水冷を組むなら、FORKIS PRO RBWの価格だけで予算を決めると不足が出ます。CPUやGPUを同じループへ入れるかによって必要なラジエーター容量やポンプ能力も変わるため、ループ全体を先に設計してからブロックを選ぶほうが失敗を避けやすいです。

判断を分けるポイント

FORKIS PRO RBWを選ぶときは、冷却温度の順位だけで決めないほうがよいでしょう。判断を分けるのは、主に「現在のソケットに対応するか」「既存ループへ接続できるか」「ARGBを含む外観に価値を感じるか」「価格に対してどこまで冷却性能を求めるか」の4点です。

特に重要なのは、レビューの温度差をそのまま自分のPCへ当てはめないことです。あるテストではRyzen 7 3800X環境でAlphacool XPXやEKWB Magnitudeを上回る結果があり、別のRyzen 9 5900X環境でも良好な冷却が確認されています。その一方で、価値を高く評価しながらも、熱性能そのものは競合より弱いとされた評価もあります。

これは矛盾というより、CPU、発熱量、ラジエーター、流量、ポンプ、室温、比較対象が変われば順位も変わるということです。したがって、絶対的な性能順位より「自分のループ条件に必要な冷却余力があるか」「実売価格に対して納得できるか」で見るべき製品です。

取付性も同様で、数分程度で取り付けられたという評価がある一方、やや扱いにくいという指摘もあります。ソケット世代でマウント部品と作業内容が変わるため、LGA1700では専用の取付ガイドを優先して確認するのが安全です。

違いを整理する

比較する項目 FORKIS PRO RBWで確認できる内容 判断のポイント
製品の位置づけ カスタム水冷用CPUウォーターブロック単体 AIOの代わりにはならない
対応ソケット Intel LGA17xx / LGA1200 / LGA115x、AMD AM5 / AM4 古い発売時資料ではなく現行仕様を見る
接続 G1/4 手持ちフィッティングとの適合を確認
材質 ニッケルメッキ銅ブロック+アルミニウム+PMMA 既存ループの構成と外観に合わせる
ライティング 5V ARGB 5V ARGB環境との接続を確認
冷却評価 良好な結果と相対的に弱い結果の両方がある テスト条件を分けて読む
必要な追加部品 ポンプ、ラジエーター、チューブ、フィッティング等 初回導入では総額で判断する

FORKIS PRO RBWの強みを一つに絞るなら、最高温度性能を断定できることではなく、広い現行ソケット対応、G1/4接続、5V ARGB、カスタム水冷用ブロックとしての構成をまとめて検討できる点です。競合と比べる際も、「何度低いか」だけでなく、自分の構成へ無理なく組み込めるかを同じ重さで見る必要があります。

先に答えておきたい疑問

  • 初めての本格水冷でも選べるか
    選ぶこと自体はできますが、FORKIS PRO RBW単体では水冷システムが完成しません。必要部品を個別に選べることが前提です。

  • 旧型や古い仕様記事を基準にしてよいか
    ソケット対応については避けたほうがよいです。2020年9月25日の発売時点では後発のLGA1700やAM5が仕様に含まれていませんが、現行公式仕様ではLGA17xxとAM5が明記されています。

  • 冷却性能は競合より高いか
    一律には言えません。競合を上回ったテストと、相対的に弱いとされたテストがあるため、特定環境の順位を一般化できません。

  • ARGB目的で選んでもよいか
    5V ARGBを備えているため、見た目を含めてカスタムループを組みたい人には判断材料になります。ただし、ARGBだけでなく接続規格と必要部品も同時に確認する必要があります。

迷いやすい条件

一つ目は「FORKIS PRO RBW」という商品名だけを見て、完成CPUクーラーだと思ってしまうことです。名称にWater Blockとある通り、役割はCPUと冷却水の間で熱を受け渡す部分です。循環と放熱を担う装置は別に必要です。

二つ目は、検索で見つかる古い対応表をそのまま現行品へ当てはめることです。現行仕様にはIntel LGA17xx、AMD AM5が記載され、LGA1700向けの専用取付ガイドも用意されています。さらに現行同梱品にはAM5用スタンドオフの記載もあります。2026年に購入するなら、販売ページの型番が0R40B00200であることに加え、実際の同梱マウントを確認したいところです。

三つ目は重量です。旧資料と現行資料で値が一致しないため、過去の720gという表記を現在の仕様として固定しないほうが安全です。現行公式ページでは495g、クリップ除くとされています。

四つ目は国内価格です。楽天市場の検索結果では同一型番0R40B00200が11,342円・送料無料として表示された確認例があります。ただし、取得時の納期表示には古いキャッシュが含まれるため、価格と在庫、発送予定は注文直前に再確認が必要です。

確認してから決めること

購入前には、次の順番で確認すると判断しやすくなります。

  1. 使用CPUがIntel LGA17xx、LGA1200、LGA115x、AMD AM5、AM4の対象に入るか
  2. 販売品に自分のソケットで必要なバックプレート、ブラケット、スタンドオフが含まれるか
  3. 手持ちまたは購入予定のフィッティングがG1/4へ対応するか
  4. ポンプ、リザーバー、ラジエーター、チューブなど不足部品を含めた総額を出したか
  5. 5V ARGBを接続する環境を用意できるか
  6. 冷却性能レビューを、自分に近いCPUとループ条件で比較しているか

ここまで確認できれば、「単体価格が安いから買う」「レビューで温度が低かったから買う」という一面的な選び方を避けられます。特に初回カスタム水冷では、ウォーターブロックより周辺部品の不足が組み立てを止める原因になりやすいため、先にループ全体の部品表を作るほうが現実的です。

RAIJINTEK FORKIS PRO RBWを選ぶ前の最終確認

FORKIS PRO RBWは、すでにカスタム水冷を組んでいる人、またはこれから必要部品を一式そろえられる人に向くCPUウォーターブロックです。5V ARGB、G1/4、現行のLGA17xx・AM5対応を重視し、価格と互換性を含めて選びたい場合は候補になります。

反対に、購入後すぐ使えるCPUクーラーを求める人や、ポンプ・ラジエーター・チューブ類を個別に選びたくない人には向きません。また、特定レビューの温度差だけを根拠に「最高性能」を求める場合も、期待と実環境がずれる可能性があります。

FORKIS PRO RBWはCPUクーラー一式なのか、ウォーターブロック単体なのか

FORKIS PRO RBWはウォーターブロック単体です。標準箱にはFORKIS本体、CPU取付用のIntel Back plateやAMD Bracket、Thermal grease、Wrenchなどが含まれますが、ポンプ、ラジエーター、チューブ、フィッティングは含まれません。

そのため、AIO水冷のように箱から出してCPUへ付ければ運用できる製品ではありません。ANTILA D5 EVO RBWのようなポンプ系、CALORE ELITE CA360またはCA240のようなラジエーター、Brass Fitting、PETG Hard Tubeなど、ループを成立させる別部品が必要です。すでに水冷環境がある人は不足部品だけを確認し、初めて組む人は総額と構成を先に確定させてから選ぶべきです。

2026年時点でIntel LGA1700とAMD AM5に本当に対応するか

2026年時点の現行公式仕様では、Intel LGA17xxとAMD AM5への対応が明記されています。Intel側はLGA1200、LGA115x、AMD側はAM4も対応対象です。

LGA1700については「FOR INTEL LGA 1700」の専用公式取付ガイドも公開され、Intel LGA1700 Backplateを使う構成が示されています。AM5についても現行同梱品情報にStand-off Screwの記載があります。

ここで注意したいのは、FORKIS PRO RBWが2020年9月25日に発表された製品だという点です。発売時の資料だけを読むとLGA1700やAM5が登場しないため、古い互換表だけで非対応と判断すると現在の仕様とずれます。一方、今回確認できている範囲からLGA1851対応まで広げて断定することはできません。

材質、ポート、ARGBなど基本仕様は何か

現行仕様では、本体サイズは82×82×16mm、接続ポートはG1/4です。CPU側の主要部はニッケルメッキされたフル銅ブロックで、アルミニウムとPMMAを組み合わせ、内部には3Dマイクロ構造を採用しています。ライティングは5V ARGBです。

重量は現行公式値で495g、クリップ除くとされています。旧資料にある720gとは一致しないため、現在の製品仕様を判断する際は495g表記を基準にし、ショップ側に異なる重量が掲載されている場合は更新時期を確認するとよいでしょう。

この仕様を見れば、購入前に確認すべきことはかなり絞れます。G1/4で既存ループへ接続できるか、5V ARGBを扱えるか、対象ソケット用マウントがそろっているか、そしてブロック以外の循環・放熱部品を用意できるかです。そこまで条件が合うなら、FORKIS PRO RBWは冷却順位だけでなく、価格・互換性・外観を含めて比較する価値のある候補になります。

RAIJINTEK FORKIS PRO RBW、ARGB LED ライト付き CPU ウォータ…

RAIJINTEK FORKIS PRO RBWを購入候補にする場合は、商品名だけで判断せず、販売ページに記載された型番「0R40B00200」と、自分が必要としている仕様が一致しているかを購入直前に確認しておくのが確実です。とくにCPUウォーターブロックは、既存のPC構成や水冷システムとの組み合わせを前提に選ぶ製品なので、対応条件を一つずつ照合してから注文する必要があります。ARGB LEDの有無や外観だけで決めるのではなく、現在使っている環境に組み込めることを確認したうえで選ぶと、購入後の取り付け段階で条件が合わないと気付くリスクを減らせます。販売ページの仕様表と手元の構成を並べて確認し、不明な項目が残る場合は、その点を解消してから購入判断を進めるのが安全です。

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