Radeon RX 7600は、2026年8月でも4万円弱なら候補に残せます。玄人志向RD-RX7600-E8GB/V2は最安39,500円で、7ショップ掲載・Amazon.co.jp在庫あり表示を確認。RTX 5050の49,980円より10,480円、SAPPHIRE RX 9060 XT 8GBの52,980円より13,480円安い状態です。
4万円前後ならまだ買えるが、条件付き
Ryzen 7 9800X3Dによる2026年5月の19ゲームFull HDテストでは、RX 7600は平均66.8fps・Percentile 57.1fps、RTX 5050は69.0/58.0fps、RX 9060 XT 8GBは92.3/78.3fpsでした。1080pの通常描画なら成立しますが、5万円前後まで上がるなら新世代との競合が強まります。
4万円前後ならまだ買えるが、条件付き
RX 7600の立ち位置を決めるうえで、最初に見るべきなのは発売時期ではなく現在価格です。2026年8月11日時点では、玄人志向RD-RX7600-E8GB/V2が最安39,500円で、7ショップの掲載があり、Amazon.co.jpでも在庫あり表示が確認されています。
同じ時点の代表例では、RTX 5050が49,980円、SAPPHIRE RX 9060 XT 8GBが52,980円です。RX 7600との差はそれぞれ10,480円、13,480円になります。
この差額を残せる4万円弱なら、RX 7600は「1080p向けの価格重視GPU」として成立します。AMD公式でもRX 7600は1080p向けのRDNA 3 GPUと位置付けられ、8GB GDDR6を搭載しています。
性能面でも、2026年5月の19ゲームFull HDテストではRX 7600が平均66.8fps、Percentile 57.1fpsでした。RTX 5050は69.0fps/58.0fps、RX 9060 XT 8GBは92.3fps/78.3fpsです。RX 7600はフルHDのラスタライズ用途ではまだ実用域ですが、RX 9060 XT 8GBとは明確に余裕が違います。
したがって、買いの条件は「4万円前後」「1080p中心」「設定調整を許容」の3つです。価格が5万円へ近づくほど、この条件は崩れます。
まず価格とフルHD性能を同じ条件で比べる
代表価格と同一条件のFull HD性能を並べると、RX 7600の立ち位置が明確です。
| GPU | 代表価格 | RX 7600との差 | 平均fps | Percentile |
|---|---|---|---|---|
| RX 7600 | 39,500円 | ― | 66.8 | 57.1 |
| RTX 5050 | 49,980円 | +10,480円 | 69.0 | 58.0 |
| RX 9060 XT 8GB | 52,980円 | +13,480円 | 92.3 | 78.3 |
性能値はRyzen 7 9800X3D環境の2026年5月・19ゲームFull HDテストです。RTX 5050とは通常描画性能が近いため、39,500円なら価格差を優先できます。一方、13,480円追加できるならRX 9060 XT 8GBは92.3fpsまで伸びるため、RX 7600は「4万円弱で買えること」が価値の前提です。
8GBで後悔するのは高設定を譲りたくないとき
RX 7600の8GB VRAMは、2026年の1080pで常に大幅な性能低下を起こす容量ではありません。ただし、Indiana Jonesでは8GBカードのテクスチャを中へ下げる条件が使われ、Doom: The Dark AgesやIndiana Jonesでは12GBカードが容量差の恩恵を受けています。
そのため、最高テクスチャやレイトレーシングを維持したい人ほど8GBが制約になります。反対に、ゲームごとにテクスチャや描画設定を調整できるなら、フルHD中心ではRX 7600を使う余地があります。
レイトレーシングを使うならRX 7600の弱点は大きい
ラスタライズでは平均66.8fpsだったRX 7600も、レイトレーシングを有効にした同じFull HDテストでは平均33.6fps、Percentile 25.3fpsまで下がります。
RTX 5050は50.6fps/43.5fps、RX 9060 XT 8GBは64.0fps/52.8fpsです。RTを重視すると、RX 7600と現行競合の差はラスタライズ時より見えやすくなります。
そのため、RX 7600を選ぶなら「RTは切る、または必要なタイトルだけ設定を落として使う」という前提が合います。レイトレーシングを積極的に使いながら高いフレームレートも欲しい場合、4万円弱という安さだけでRX 7600へ決めると後悔しやすくなります。
とくにRX 9060 XT 8GBへ13,480円追加できる状況では、RT平均が33.6fpsから64.0fpsへ上がるという差があります。長く高設定を維持したい人ほど、ここへ予算を振る合理性が高まります。
RX 9060 XT 8GBへ1.3万円追加する価値は大きい
RX 7600とRX 9060 XT 8GBはどちらも8GBですが、同じVRAM容量だから用途まで同じとは限りません。今回の同一テストでは、ラスタライズ平均が66.8fpsから92.3fps、RT平均が33.6fpsから64.0fpsへ伸びています。
価格差は13,480円です。ここを「1万円以上も高い」と見るか、「数年間使うGPUの性能余裕に1.3万円追加する」と見るかで判断が分かれます。
RX 7600が向くのは、予算4万円前後を守りたい、1080p中心、RT優先ではない、必要なら設定を調整できる人です。RX 9060 XT 8GBが向くのは、フレームレートの余裕を増やしたい、今後も高めの設定を維持したい、RTも視野に入れたい人です。
RX 7600を5万円前後で買う判断がしにくいのは、この差額が小さくなるほど上位世代の性能差を無視しにくくなるためです。
RTX 5050との上下関係は固定しない
RTX 5050との比較では、「どちらが必ず速い」と決めつけない方が安全です。2026年の19ゲーム平均ではRTX 5050が69.0fpsで、RX 7600の66.8fpsを約3%上回っています。
一方、別のゲーム性能評価ではRX 7600をRTX 5050より高く評価する結果もあります。ゲーム構成、ドライバー、アップスケーリング条件などが異なるため、単一の順位で固定できません。
購入判断では、数%の平均差より価格差を見る方が明確です。代表価格でRX 7600は39,500円、RTX 5050は49,980円で10,480円差があります。今回の19ゲーム平均では性能差が小さいため、ラスタライズ中心ならRX 7600の安さは魅力です。
ただしRTではRTX 5050が50.6fps、RX 7600が33.6fpsでした。RTを使うなら、単純な平均ラスタライズ性能とは別に考える必要があります。
FSR 4.1対応は価値を残すが、8GBは8GBのまま
RX 7600は2026年もドライバー更新対象です。Adrenalin 26.6.2ではRX 7000シリーズへFSR Upscaling 4.1が追加され、26.7.1でもRX 7600シリーズは正式な対応GPUに含まれています。
これは、RX 7600がソフトウェア面で放置された旧製品ではないという安心材料になります。対応ゲームでアップスケーリングを使う選択肢が増えるため、1080p環境でフレームレートを補う余地も残ります。
ただし、FSR Upscaling 4.1は物理VRAMを8GBから増やす機能ではありません。8GBカードでテクスチャ設定を下げたゲーム例がある事実とは別問題です。また、RX 9000シリーズ向けRedstoneの全ML機能と同等と考えることもできません。
FSR 4.1はRX 7600の価値を補強しますが、「8GB制約が解消したから高設定でも安心」と判断する根拠にはなりません。
550W電源、8ピン、カード寸法を購入前に確認する
RX 7600は低価格アップグレード候補ですが、差し替えるだけで必ず使えるとは限りません。AMD公式仕様ではTBP 165W、推奨システム電源は550W以上です。
現行販売例の玄人志向RD-RX7600-E8GB/V2は補助電源8ピン×1で、カード寸法は241×116×49mm、2.5スロットです。
購入前に確認したいのは、550W級以上の電源容量があるか、8ピン補助電源を1本用意できるか、ケース内に241mmの長さと49mmの厚みを収められるかです。既存PCを安く延命するつもりでも、電源交換やケース干渉が必要になると総額が変わります。
この部分はfpsより先に確認しておくと、購入後の取り付け段階で詰まりにくくなります。
driver timeoutは製品全体の恒常的欠点とは扱わない
RX 7600を調べるとdriver timeoutの話題が気になる場合があります。しかし、Adrenalin 26.7.1の公式Known Issuesには、RX 7600デスクトップ全般で恒常的にdriver timeoutが発生するという記載は確認されていません。
同バージョンでは、RX 7000シリーズのFSR Upscaling 4.1関連クラッシュなど修正された項目もあります。したがって、個別環境で発生した症例と、RX 7600という製品全体の恒常的な欠点は分けて考えるべきです。
「RX 7600はdriver timeoutが多発するから避ける」とまでは言えません。一方で、個別PCの構成やドライバー状態まで含めた問題が起こり得ないという意味でもありません。購入判断では、公式の現行サポート状況とKnown Issuesを基準に見るのが妥当です。
最後は価格と設定許容度で決める
2026年8月のRX 7600は、4万円弱ならまだ買う理由があります。1080pラスタライズ中心で、テクスチャや一部の設定を必要に応じて調整し、RTを最優先しない人には価格重視の選択肢として残っています。
一方で、最高テクスチャを譲りたくない、RTを積極的に使いたい、フレームレートの余裕を長く残したい人は、RX 9060 XT 8GBまで13,480円追加する意味が大きいです。RTX 5050との比較はテスト条件で序列が変わるため、ラスタライズ性能の数%差だけで決めず、RTと約1万円の価格差まで含めて考えるべきです。
結論として、RX 7600は「2026年だから見送るGPU」ではありません。ただし「3万円台だから無条件に買い」でもありません。39,500円前後という価格、1080p中心という用途、8GBとRTの妥協を許容できること。この3条件が揃ったときに、初めて後悔しにくい選択になります。
条件が合うなら、最後に販売価格と在庫を比較し、4万円前後を維持している個体を選ぶのがよいでしょう。5万円へ近づいている場合は、その場でRX 9060 XT 8GBやRTX 5050との価格差を見直す方が合理的です。
レイトレーシングを使うなら価格優先にしすぎない
レイトレーシング重視なら、RX 7600の価格だけで決めにくくなります。同じ2026年のFull HD RTテストでは、RX 7600が平均33.6fps・Percentile 25.3fps、RTX 5050が50.6/43.5fps、RX 9060 XT 8GBが64.0/52.8fpsでした。
通常描画ではRTX 5050と近くても、RTでは差が拡大します。RTをほとんど使わないならRX 7600の安さを優先できますが、積極的に使うなら新世代へ予算を回す価値があります。
約1.3万円足せるならRX 9060 XT 8GBが強くなる
玄人志向RD-RX7600-E8GB/V2は39,500円で、7ショップ掲載かつAmazon.co.jp在庫あり表示があります。RTX 5050の代表最安49,980円とは10,480円差、SAPPHIRE RX 9060 XT 8GBの52,980円とは13,480円差です。RX 7600は4万円弱なら価格差を残しますが、5万円前後まで上がると新世代との競合が強まります。
Ryzen 7 9800X3Dを使った2026年5月の19ゲームFull HDテストでは、RX 7600が平均66.8fps、Percentile 57.1fps、RTX 5050が69.0/58.0fps、RX 9060 XT 8GBが92.3/78.3fpsでした。通常描画ではRTX 5050に近く、1080p用途は成立しますが、RX 9060 XT 8GBには明確な差があります。
RTではRX 7600が33.6fps、Percentile 25.3fpsに対し、RTX 5050は50.6/43.5fps、RX 9060 XT 8GBは64.0/52.8fpsです。同じ8GB GDDR6でも、RTや今後の性能余裕まで重視するなら13,480円を追加してRX 9060 XT 8GBを選ぶ意味が大きくなります。
RX 7600を買う人と見送る人を分ける
RX 7600を買いやすいのは、39,500円前後で入手でき、1080pの通常描画を中心に使う人です。7ショップ掲載でAmazon.co.jp在庫あり表示のあるRD-RX7600-E8GB/V2を基準にすると、RTX 5050の49,980円より10,480円、SAPPHIRE RX 9060 XT 8GBの52,980円より13,480円安く、4万円弱なら価格差を残せます。反対に5万円前後まで上がると、新世代との競合が強まります。
Ryzen 7 9800X3Dを使った2026年5月の19ゲームFull HDテストでは、RX 7600が平均66.8fps、Percentile 57.1fps、RTX 5050が69.0/58.0fps、RX 9060 XT 8GBが92.3/78.3fpsでした。通常描画ならRX 7600でも成立しますが、RX 9060 XT 8GBとは明確な性能差があります。
8GB GDDR6はFull HDで常に大幅な性能低下を起こすわけではありません。ただし、Indiana Jonesでは8GBカードのテクスチャを中へ下げる条件があり、Doom: The Dark AgesやIndiana Jonesでは12GBカードが容量差の恩恵を受けています。最高テクスチャやRTを維持したいほど、8GBが制約になりやすい点は購入前に確認したいところです。
RTでは差がさらに広がり、RX 7600が平均33.6fps、Percentile 25.3fpsに対し、RTX 5050は50.6/43.5fps、RX 9060 XT 8GBは64.0/52.8fpsでした。RTを重視するならRX 7600を安さだけで選ぶ理由は弱くなります。
一方、Adrenalin 26.6.2ではRX 7000シリーズへFSR Upscaling 4.1が追加され、26.7.1でもRX 7600シリーズは正式対応GPUです。現行サポート対象ではありますが、RX 9000向けRedstoneの全ML機能と同等ではありません。
AMD公式仕様はTBP 165W、推奨システム電源550W以上で、RD-RX7600-E8GB/V2は8ピン×1です。したがって、4万円弱・フルHD中心・通常描画主体で、既存電源とケース条件を満たすなら購入候補です。5万円前後まで価格が上がる、RTを重視する、8GBの制約を避けたい、または13,480円を追加できる場合は、RX 9060 XT 8GBまで比較してから決める方が後悔しにくくなります。
購入前に残りやすい疑問
2026年でもフルHD用として性能不足ですか?
一律にはいえません。Ryzen 7 9800X3Dを使った2026年5月の19ゲームFull HDテストでは、RX 7600は66.8/57.1fps、RTX 5050は69.0/58.0fps、RX 9060 XT 8GBは92.3/78.3fpsでした。通常描画は成立しますが、新世代上位との差はあります。
ドライバーやFSRは対応していますか?
Adrenalin 26.6.2でRX 7000シリーズへFSR Upscaling 4.1が追加され、2026年7月28日の26.7.1でもRX 7600 SeriesはWindows 10/11向け正式対応GPUです。ただし、RX 9000向けRedstoneの全ML機能と同等ではありません。
条件が合うならRX 7600の実売価格を確認する
RX 7600は実売価格で判断します。玄人志向RD-RX7600-E8GB/V2の最安39,500円なら、RTX 5050の49,980円より10,480円、SAPPHIRE RX 9060 XT 8GBの52,980円より13,480円安く、7ショップ掲載・Amazon.co.jp在庫あり表示も確認されています。
4万円弱ならフルHD中心の低予算候補として価格差を残しますが、RX 7600が5万円前後まで上がれば新世代との差が縮まります。購入時は「RX 7600かどうか」より「4万円弱で買えるか」を基準に確認するのが重要です。
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