結論から言えば、迷ったら1TB、遊ぶゲームを絞れるなら500GB、大型ゲームを複数残したいなら2TBが目安です。
500GBでもゲーミングPCは動きます。ただし、SSDに表示された容量のすべてをゲームへ使えるわけではありません。Windows、回復領域、ドライバー、ゲームランチャー、各種アプリ、更新用の一時ファイルを差し引く必要があります。CFD販売も、表示容量とWindowsで使用できる容量には差があり、OSやアプリの使用分も考慮すべきだと説明しています。
したがって、判断基準は「ゲームが起動するか」ではありません。見るべきなのは、同時に何本残したいか、大型タイトルを遊ぶか、MODや録画データも同じSSDへ保存するかです。
SSD容量は「同時に残すゲーム」で決める
500GB・1TB・2TBの違いを、ゲーム用途に絞ると次のように整理できます。
| 容量 | 向いている人 | 窮屈になりやすい使い方 |
|---|---|---|
| 500GB | 少数のゲームを遊び、不要になったら削除できる人 | 大型ゲームの並行プレイ、録画、MOD |
| 1TB | 複数タイトルを入れ替えながら遊ぶ人 | 大型ゲームを多数残す、動画編集も行う |
| 2TB | 大型ゲーム、DLC、MOD、録画をまとめて保存したい人 | 遊ぶ本数が少ない場合は容量を持て余すことがある |
ここで重要なのは、容量が2倍になってもフレームレートが2倍になるわけではないことです。2TBを選ぶ価値は、ゲーム性能よりも「消さずに残せる」「再ダウンロードを減らせる」「更新時の空きを確保しやすい」という管理面にあります。
ゲーム容量はタイトルによって大きく異なります。たとえば公式情報では、『Cyberpunk 2077』は70GBのSSD、『Baldur’s Gate 3』は150GBの空き容量を案内しています。後者はSSD必須とも明記されています。
つまり、150GB級のゲームを2本入れるだけで約300GBです。ここへWindowsやアプリ、別のゲーム、アップデート用の空きを加えると、500GBは思った以上に早く狭くなります。
本文内図解|この記事の全体像
SSDは500GB・1TB・2TBどれがいい 比較の全体像
ゲーミングPCのSSDは500GBで足りる?1TB・2TBと比較
比較対象
- ●SSDは500GB・1TB・2TBどれがいい
比べる基準
- ✓100GBを超える大型ゲームを複数遊ぶ
- ✓家族で別々のゲームをインストールする
- ✓DLC、高解像度テクスチャ、MODを追加する
- ✓ゲーム録画や配信アーカイブを残す
決める前の注意
- !ただし、SSDに表示された容量のすべてをゲームへ使えるわけではありません
- !ただし、1TBも無制限ではありません
- !2TBは大型ゲームを残す人に向く 2TBを選ぶべきなのは、容量不足そのものより、ゲームを消す手間を避けたい人です
- !ただし、遊ぶゲームが少なく、録画もしない人には2TBが過剰になる場合があります
先に結論:SSDは500GB・1TB・2TBどれがいいの違いを、本文の比較軸に沿って選びやすく整理します。
本文を読む順番
- 1SSD容量は「同時に残すゲーム」で決める
- 2500GBで足りるのはゲームを整理できる人
- 3迷ったら1TBが基準になりやすい
- 42TBは大型ゲームを残す人に向く
- 5ゲーム以外に何を保存するかも確認する
この記事固有の確認リスト
- →SSD容量は「同時に残すゲーム」で決める
- →500GBで足りるのはゲームを整理できる人
- →迷ったら1TBが基準になりやすい
- →2TBは大型ゲームを残す人に向く
- →ゲーム以外に何を保存するかも確認する
- →100GBを超える大型ゲームを複数遊ぶ
500GBで足りるのはゲームを整理できる人
500GBが向いているのは、容量の少なさを理解したうえで運用できる人です。
たとえば、普段遊ぶゲームが2〜3本程度で、クリア後のタイトルを削除できるなら500GBでも成立します。インディーゲームや比較的小容量のオンラインゲームが中心で、写真や動画は別のドライブへ保存する人にも向いています。
一方、次の項目が複数当てはまるなら、最初から1TB以上を選ぶ方が安心です。
- 100GBを超える大型ゲームを複数遊ぶ
- 家族で別々のゲームをインストールする
- DLC、高解像度テクスチャ、MODを追加する
- ゲーム録画や配信アーカイブを残す
- 回線が遅く、再ダウンロードを避けたい
- SSDを自分で増設する予定がない
500GBで最も起こりやすい後悔は、「入らない」より「毎回どれを消すか考えるのが面倒」になることです。容量管理が苦にならないなら節約できますが、遊びたい瞬間に削除と再ダウンロードが始まる環境は、ゲーム機としての気軽さを損ないます。
また、空き容量が少なくなったときは、一時ファイルや未使用アプリの整理も必要です。Windowsにはストレージセンサーやクリーンアップの推奨項目があり、不要な一時ファイルなどを整理できます。
迷ったら1TBが基準になりやすい
初めてゲーミングPCを買う人や、遊ぶタイトルがまだ決まっていない人には1TBが最も選びやすい容量です。
1TBなら、Windowsやランチャーを入れたうえで、70GB級と150GB級のタイトルを混在させやすくなります。500GBほど頻繁に削除する必要がなく、2TBほど予算を大きく増やさずに済むため、ゲーム用途のバランスを取りやすいからです。CFD販売も、ゲームや本格的な動画編集の用途では1TB程度を目安として挙げています。
ただし、1TBも無制限ではありません。大型タイトルを5〜6本残し、さらに録画データや動画素材まで保存すれば、空きは急速に減ります。1TBを選ぶときは、「普通の人なら十分」ではなく、定期的に遊ばないゲームを整理できる余裕がある容量と考えるのが適切です。
私なら、増設予定が決まっていないゲーミングPCでは1TBを下限にします。500GBとの差は単なる数字ではなく、ゲームを入れるたびに容量計算をする時間を減らせるかどうかに表れるからです。
2TBは大型ゲームを残す人に向く
2TBを選ぶべきなのは、容量不足そのものより、ゲームを消す手間を避けたい人です。
大型RPG、オープンワールド、レース、シミュレーション、対戦ゲームなどを並行して遊ぶと、1TBでも整理が必要になります。さらにMOD、追加マップ、高解像度テクスチャ、録画ファイルを使うなら、2TBの余裕が効いてきます。
特に配信や録画をする人は、ゲーム本体だけで計算してはいけません。動画ファイルは設定や録画時間によって増え続けるため、ゲーム用SSDと録画用ドライブを分ける構成も有効です。CFD販売も、大量のデータを扱う用途では2TB以上を目安として紹介しています。
ただし、遊ぶゲームが少なく、録画もしない人には2TBが過剰になる場合があります。容量の大きさだけで選ばず、1TBから2TBへ上げる費用を、GPU、メモリ、CPUなどPC全体の予算と比べて決める必要があります。
ゲーム以外に何を保存するかも確認する
SSD容量を圧迫するのはゲーム本体だけではありません。
Windowsの更新データ、複数のゲームランチャー、DLC、MOD、スクリーンショット、録画、動画編集素材、写真、仕事用ファイルも同じドライブを使います。セーブデータは小さくても、録画や高解像度素材は短期間で大きくなります。
購入前には、次の式で大まかに考えると判断しやすくなります。
OS・アプリ+残したいゲーム+DLC・MOD+録画などのデータ+更新用の余裕
合計が500GBへ近づくなら1TB、1TBへ近づくなら2TBを選ぶ方が安全です。容量を使い切る前提ではなく、アップデートや一時ファイルを処理できる余地を残してください。
外付けSSDはデータ退避には便利ですが、すべてのゲームを内蔵SSDと同じ条件で動かせるとは限りません。接続規格、ゲームプラットフォーム、メーカーの案内を確認したうえで使い分ける必要があります。
BTOは注文時の増量と後日増設を比べる
BTOゲーミングPCでは、注文時に1TBから2TBへ変更する方法と、必要になってからSSDを増設する方法があります。
比較するのはSSD単品の価格だけではありません。
- BTOの容量変更料金
- 空きM.2スロットの有無
- M.2ヒートシンクの有無
- ケースを開ける作業の難易度
- メーカー保証への影響
- OS用SSDを交換するのか、データ用として追加するのか
注文時の増量は、組み込みと初期設定を済ませた状態で受け取れるのが利点です。後日増設は製品を選びやすい反面、取り付け、初期化、ヒートシンクの扱いなどが必要になります。
「自分で増設すれば必ず安い」「BTO変更は必ず割高」とは限りません。キャンペーン、工賃、保証、空きスロット、作業負担まで含め、購入時点の条件で比べてください。
あなたに必要な容量を最終判断する
最後は、次の順番で決めると迷いにくくなります。
- 今後1年間で同時に残したいゲームを挙げる
- 各ゲームの公式必要容量を確認する
- DLC、MOD、録画、ゲーム以外のデータを加える
- Windowsと更新用の空きを見込む
- 削除と再ダウンロードを許容できるか考える
結論は明快です。
500GBは、少数タイトルを遊び、こまめに整理できる人向けです。
1TBは、複数のゲームを無理なく遊びたい人の基準です。
2TBは、大型ゲーム、MOD、録画を残し、容量管理の手間を減らしたい人に向いています。
決めた後は、SSD単品の最新価格と在庫だけでなく、BTOの1TB・2TB変更料金も確認してください。容量、保証、空きスロット、増設作業まで比較すると、購入後に「足りない」「交換が必要だった」という失敗を避けやすくなります。
よくある質問
500GBには大型ゲームが何本入りますか?
固定本数では答えられません。70GB前後のタイトルと150GB前後のタイトルでは大きく異なり、Windowsやアプリの容量も差し引く必要があります。各ゲームの公式必要容量を合計して判断してください。
1TBと2TBでゲームのフレームレートは変わりますか?
容量だけを増やしても、フレームレートや画質が直接向上するわけではありません。2TBの主な利点は、保存できるゲーム数と空き容量の余裕です。
1TBを買って後から2TBを追加できますか?
PCに対応する空きM.2スロットやSATA端子があれば追加できる可能性があります。ただし、搭載数、対応サイズ、PCIe規格、レーン共有、保証条件は機種ごとに異なるため、メーカー公式仕様を確認してください。
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