Stream Deck +とStream Deck + XLで迷ったら、先に「上位モデルだから+ XL」と決めないことが大切です。音量や数値をダイヤルで調整しながら、よく使う操作をコンパクトにまとめたいならStream Deck +。多数のショートカットを一面に並べ、ページ移動を減らしたいならStream Deck + XLが有力です。
判断材料は、常時表示したいキー操作の数、同時に使いたいダイヤルの数、ページ切り替えを許容できるか、机に置ける面積の4つです。Stream Deck + XLはStream Deck +を置き換える単純な後継機ではなく、操作量の多いワークフローを一つの大型コンソールへ集約するための選択肢と考えると、違いが分かりやすくなります。
Stream Deck +と+ XLの違いを先に比較
最大の違いは、Stream Deck +が8個のLCDキーと4個の押し込み対応ダイヤルを備えるのに対し、Stream Deck + XLは36個のLCDキーと6個のダイヤルを備えることです。どちらにもLCDタッチストリップがあり、キー、ダイヤル、タッチ操作を組み合わせられます。
比較項目 Stream Deck + Stream Deck + XL
LCDキー 8個 36個
ダイヤル 4個 6個
向く使い方 操作を絞り、アプリ別に切り替える 多数の操作を一面に常設する
ページ移動 増えやすい 減らしやすい
設置 比較的コンパクト 大型で設置場所の確認が必要
主な判断軸 4ダイヤルで足りるか 36キーを実際に使うか
公式仕様ではStream Deck +が140×138×110mm、465g、Stream Deck + XLが205×147×175mm、1085gです。+ XLはキー数だけでなく本体重量も大きく増えるため、キーボード横の空きスペースや、操作時に手を伸ばせる位置まで確認した方が安全です。
本文内図解|この記事の全体像
Elgato Stream Deck 比較の全体像
Stream Deck+と+XLの違いは?ダイヤルとキー数で選ぶ
比較対象
- ●Elgato Stream Deck
比べる基準
- ✓判断材料は、常時表示したいキー操作の数、同時に使いたいダイヤルの数、ページ切り替えを許容できるか、机に置ける面積の4つです
- ✓Stream Deck +と+ XLの違いを先に比較 最大の違いは、Stream Deck +が8個のLCDキーと4個の押し込み対応ダイ…
- ✓比較項目 Stream Deck + Stream Deck + XL LCDキー 8個 36個 ダイヤル 4個 6個 向く使い方 操作…
- ✓+ XLはキー数だけでなく本体重量も大きく増えるため、キーボード横の空きスペースや、操作時に手を伸ばせる位置まで確認した方が安全です
決める前の注意
- !ただし、利用できる機能はアプリやプラグインによって異なるため、使いたいソフトでの対応確認は必要です
- !追加の2ダイヤルを使う予定が曖昧なら、キー数と設置面積を優先して考えた方が失敗を避けられます
- !アクセサリー互換性は本体名だけで判断しない 特に注意したいのがXLR Dockです
- !4ダイヤルと6ダイヤルは同時に調整する数で決める
先に結論:Elgato Stream Deckの違いを、本文の比較軸に沿って選びやすく整理します。
本文を読む順番
- 1Stream Deck +と+ XLの違いを先に比較
- 28キーと36キーでは操作の組み立て方が変わる
- 34ダイヤルと6ダイヤルは同時に調整する数で決める
- 4用途別にどちらが合うか
- 5+ XLを選んでも便利にならないケース
この記事固有の確認リスト
- →Stream Deck +と+ XLの違いを先に比較
- →8キーと36キーでは操作の組み立て方が変わる
- →4ダイヤルと6ダイヤルは同時に調整する数で決める
- →用途別にどちらが合うか
- →+ XLを選んでも便利にならないケース
- →判断材料は、常時表示したいキー操作の数、同時に使いたいダイヤルの数、ページ切り替えを許容できるか、机に置ける面積の4つです
8キーと36キーでは操作の組み立て方が変わる
Stream Deck +の8キーは、登録できる操作が8個に限定されるという意味ではありません。公式にはページ、フォルダー、プロファイルが用意され、アプリを切り替えたときにレイアウトを自動変更するSmart Profilesにも対応しています。キーの押し方によって複数アクションを割り当てるKey Logicも利用できます。
そのため、OBS、Discord、動画編集ソフト、会議アプリなどを用途ごとに切り替えるなら、8キーでもかなりの操作を管理できます。反対に、配信中にシーン、効果音、照明、チャット、録画、各アプリの起動を同時に見たい場合、ページを開く一手間が積み重なります。
Stream Deck + XLの強みは、登録可能数そのものより「今使いたい操作が一目で見えること」です。36キーを配信、編集、音声、照明などの区域に分ければ、フォルダーを開かずに目的のキーへ触れます。公式も+ XLについて、ページ、フォルダー、プロファイルを使い、36アクション以上へ拡張できると案内しています。
購入前には、普段使う操作をメモへ書き出してください。そのうち、常に表示しておきたい操作が8個前後ならStream Deck +で整理しやすい範囲です。8個を大きく超え、しかも同じ作業中に頻繁に使うなら、+ XLの36キーが生きます。
4ダイヤルと6ダイヤルは同時に調整する数で決める
ダイヤルは音量調整だけの部品ではありません。対応するアクションやプラグインを使えば、タイムライン移動、ズーム、ブラシサイズ、パラメーターの増減など、連続的に変える操作へ割り当てられます。ただし、利用できる機能はアプリやプラグインによって異なるため、使いたいソフトでの対応確認は必要です。
配信や通話が中心なら、マイク、ゲーム音、BGM、Discordなど4系統で収まりやすく、Stream Deck +の4ダイヤルが分かりやすい構成になります。動画編集なら、タイムライン移動、ズーム、音量、ブラシや数値調整といった、頻繁に回す操作を4つまで固定できます。
Stream Deck + XLの6ダイヤルは、5個以上の調整項目を同時に触りたい人向けです。たとえば複数音源を常時ミックスする、編集とカラー調整の主要項目を並べる、シミュレーターの複数パラメーターを手元へ集約するといった場面です。
判断は簡単で、「ダイヤルに何を割り当てるか」を先に6個まで書きます。4個以内なら+で不足しにくく、5〜6個を同じ画面で切り替えずに使いたいなら+ XLを選ぶ理由があります。追加の2ダイヤルを使う予定が曖昧なら、キー数と設置面積を優先して考えた方が失敗を避けられます。
用途別にどちらが合うか
配信では、シーン切り替えと4系統程度の音量調整に絞るならStream Deck +が扱いやすい選択です。シーン、効果音、照明、チャット、録画、配信先などを一面へ並べたい場合は+ XLが向きます。
動画・画像編集では、アプリごとにプロファイルを切り替え、使用頻度の高いショートカットだけを置くなら+で対応しやすいでしょう。編集、カラー、音声、書き出しまで常時表示し、メニューやページを往復したくない場合は+ XLの余裕が役立ちます。
仕事では、会議のミュート、カメラ、画面共有、定型文、アプリ起動など少数の操作なら+が適しています。複数アプリを横断する業務手順や、プロジェクト別の操作盤を常時見たい場合は+ XLを検討できます。Stream Deckはホットキーとプラグインの両方でアプリを操作でき、Smart Profilesでアプリごとのレイアウトへ切り替えられます。
まだ必要な操作数が分からない人は、いきなり大型モデルを選ぶ必要はありません。公式はStream Deck Mobileで最初の6キーを無料で試せると案内しています。実際にアクションを配置し、ページ切り替えが負担になるかを確認すると、8キーと36キーのどちらが必要か見えやすくなります。
+ XLを選んでも便利にならないケース
XLの36キーは、登録したい操作と配置ルールがある人には強力です。しかし、実際に使う操作が10個未満で、アプリごとの自動切り替えにも抵抗がないなら、空きキーが増えるだけになる可能性があります。
また、大型本体を机の奥へ置くと、端のキーまで手を伸ばす必要があり、かえって操作が遅くなることがあります。マイクアーム、左手デバイス、テンキー、オーディオ機器が並ぶ机では、公式寸法に合わせた紙を置き、手を伸ばしたときの距離まで確認してください。
多数のキーは設定と管理も必要です。似た操作を重複登録したり、どこへ置いたか分からなくなったりするなら、一面の情報量が多いほど使いやすいとは限りません。+ XLは「将来使うかもしれない」ではなく、現在ページ移動に困っている、または常時表示したい操作が明確な人ほど効果を得やすい製品です。
アクセサリー互換性は本体名だけで判断しない
特に注意したいのがXLR Dockです。XLR DockとXLR Dock MK.2は、オリジナルのStream Deck +向けに設計されており、Stream Deck + XLには対応しないと公式に明記されています。+ XLという名称から、Stream Deck +用アクセサリーも装着できると推測してはいけません。
また、「Stream Deck XL」は32キーの従来製品で、「Stream Deck + XL」は36キーと6ダイヤルを備える別製品です。販売ページや対応プロファイルを確認するときは、製品名に「+」が入っているかまで見てください。
対応OS、USBポート、プラグイン、アクセサリーは更新される可能性があります。公式は+ XLのシステム要件としてWindows 11以降またはmacOS 13以降、USB-C 3.0ポートを案内しています。購入時点では、使用するPCと最新の公式仕様をもう一度照合してください。
最後はキー数、ダイヤル数、設置場所で決める
Stream Deck +が向くのは、常時表示する操作が8個前後、ダイヤルが4個以内、アプリ別のページやプロファイル切り替えを許容できる人です。コンパクトに置き、音声調整や頻出ショートカットへ役割を絞りたい場合に選びやすくなります。
Stream Deck + XLが向くのは、常時表示したい操作が8個を大きく超え、5〜6個のダイヤルも同時に使い、ページ移動をできるだけ減らしたい人です。配信、編集、仕事、ゲームなど複数用途を一面へ集約したい場合に価値が出ます。
最後に確認するのは、「+ XLの方が上位か」ではありません。自分が常時見るキー数、同時に回すダイヤル数、置けるスペースがどちらに合うかです。ここまで決まったら、販売ページでその時点の価格、在庫、販売元、保証条件を確認し、追加費用に見合う操作量がある方を選んでください。
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