Amazonのタイムセールやポイントアップキャンペーンを眺めていると、ふと目に飛び込んでくる「13,800円」という数字。しかも、その隣には「240Hz」「ゲーミングモニター」なんていう、ゲーマーなら誰もが反応してしまうパワーワードが並んでいます。
「え、240Hzって、プロが使うようなやつだよね? それがこの値段なの?」
「DELLっていう有名ブランドだし、3年保証も付いてるなら、これ買えば最強じゃない?」
そう思って、人差し指が「カートに入れる」ボタンに向かっているあなた。ちょっとだけ、その指を止めて私の話を聞いてください。
実はこのDell SE2426HG、2026年の今、最も「人を選ぶ」モニターだと言っても過言ではありません。私はこれまで数多くのデバイスを調べ、実際に購入した友人の嘆きも、逆に「これで十分じゃん!」という歓喜の声も両方聞いてきました。
結論から言うと、このモニターは「240Hz」という数字に過度な夢を見る人にはおすすめしません。でも、逆に「ある一点」を理解して使う人にとっては、これ以上ないほど賢い買い物になります。
これから、スペック表だけでは見えてこない「240Hzの正体」や、届いた瞬間にガッカリしないための対策を、あなたの隣で一緒にAmazonの画面を見ているような感覚でお伝えしますね。
この記事の要点
- 「「240Hz」なのに残像が出る? 数字の裏にある「応答速度」の真実」の要点を先に確認できます。
- 「応答速度の理想と現実(実測ベース)」の要点を先に確認できます。
- 「届いたらまずやって!「黄色っぽい画面」を1分で直す設定術」の要点を先に確認できます。
今回の整理方針: カテゴリまたはタグ整理が不十分で、再分類や情報補強が必要です。
「240Hz」なのに残像が出る? 数字の裏にある「応答速度」の真実

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まず、一番大切なことからお話しします。このモニターの最大の特徴である「240Hz」という数字。1秒間に240回も画面を書き換えるわけですから、理屈の上ではめちゃくちゃヌルヌル動くはずです。
でも、実際にFPS(Apex LegendsやVALORANTなど)をプレイしてみると、「あれ、240Hzのわりには敵がボヤけて見えるな……」と感じる人が少なくありません。これ、実は理由があるんです。
モニターには「リフレッシュレート(Hz)」の他に「応答速度(ms)」という重要な指標があります。
- リフレッシュレート: 1秒間に何回、新しい絵を用意できるか(紙芝居の枚数)
- 応答速度: その用意した絵を、実際にパッと色を変えて表示できるか(色の切り替え速度)
240Hzの世界では、1枚の絵を表示する時間はわずか4.17ミリ秒です。つまり、モニターの応答速度がこれより遅いと、前の絵の残像が消えないうちに次の絵が重なってしまいます。
ここで、SE2426HGの現実を見てみましょう。
応答速度の理想と現実(実測ベース)
正直に言います。このモニターは「240枚の絵を出す能力」はありますが、それを「キレよく描き切る力」が少し足りていません。実質的には、200Hz〜220Hzくらいのモニターを使っている感覚に近い、という本音レビューが多いのも納得の結果です。
「プロゲーマーと同じ環境で、1ミリのボヤけも許さない!」というガチ勢のあなたなら、正直なところ、あと1万円出して上位モデル(例えばG2423HSの後継機など)を買ったほうが、絶対に後悔しません。
でも、「60Hzや144Hzからステップアップしたい。1.3万円なら多少のボヤけは許容範囲!」という人なら、この「なんちゃって240Hz」でも、これまでにない滑らかさに感動できるはずです。
届いたらまずやって!「黄色っぽい画面」を1分で直す設定術

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このモニター、箱から出して電源を入れた瞬間、多くの人が「えっ、なんか画面が黄色くない?」と感じます。
これはDELLのこのシリーズ特有のクセで、初期設定が少し暖色(黄色や緑)に寄っているんです。せっかくのIPSパネルなのに、白い背景のWebサイトを見ると「古い紙」みたいな色に見えてしまうのは、ちょっとテンション下がりますよね。
でも安心してください。これは故障ではなく、設定で劇的に改善します。私がおすすめする「白が白く見える設定」を共有しますね。
白をクリアにする「魔法の数値」
- モニターの下にあるボタンを押して、メニュー(OSD)を開きます。
- 「カラー」→「プリセットモード」→「カラーのカスタマイズ」を選択。
- 以下の数値を入力してください。
- 「明るさ」は、部屋の照明に合わせて調整(100だと明るすぎるので、70〜80くらいが使いやすいです)。
これだけで、画面の黄色っぽさが消えて、驚くほどスッキリした色合いになります。この調整をしないまま「画質が悪い!」と評価を下すのは、調味料を入れ忘れた料理を食べて「マズい」と言っているようなものです。ぜひ試してみてください。
「HDR」と「スタンド」……ここがコストカットの現場です

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「240HzでIPSで1.3万円って、どこでそんなに安くしてるの?」と不思議に思いますよね。その答えは、画面の「明るさの質」と「足回り」にあります。
1. HDR10対応は「おまけ」だと割り切る
スペック表には「HDR10対応」と誇らしげに書かれています。でも、実際にはHDRの最低基準(DisplayHDR 400)すら満たしていません。
実際にHDRをオンにして映画やゲーム(エルデンリングなどの暗いシーンが多いもの)をプレイしてみると、全体的に白っぽくなって、むしろコントラストがボヤけてしまいます。
「映画を最高画質で楽しみたい!」という目的でこのモニターを選ぶのは、牛丼屋さんに最高級のステーキを期待して行くようなものです。ゲーム中はHDRをオフにして、先ほどのカスタム設定でプレイするのが、このモニターの正解です。
2. スタンドが「お辞儀」しかできない
これが地味に一番の不満点かもしれません。付属のスタンド、実は「前後の角度調整(チルト)」しかできません。
* 高さ調整:できません
* 左右の首振り(スイベル):できません
* 画面回転(ピボット):できません
特に「高さ調整不可」は致命的です。机に置くと、多くの人にとって画面が低すぎます。そのまま使うと、どうしても猫背になって肩が凝ります。
このモニターを買うなら、浮いたお金(5,000円くらい)で安価なモニターアームを一緒にポチることを強くおすすめします。幸い、背面にはVESA規格(100x100mm)のネジ穴があるので、アームへの取り付けはバッチリ可能です。
PS5やSwitch 2との相性は? 2026年のコンソール事情

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さて、PCゲーマーだけでなく、家庭用ゲーム機で遊びたいあなたにとっても、このモニターは有力な候補ですよね。
2026年現在、PS5はもちろん、すでに発売されている「Nintendo Switch 2」をメインで遊ぶなら、このモニターは「隠れた名機」になります。
家庭用ゲーム機での評価
| ゲーム機 | 対応状況 | 評価 |
|---|---|---|
| PS5 | 120Hz / HDMI VRR対応 | ◎ 非常に良い |
| Nintendo Switch 2 | フルHD 120Hz(HDR)対応 | ◎ 非常に良い |
なぜ「隠れた名機」なのか。それは、家庭用ゲーム機の限界が120Hzだからです。
先ほど「PCでの240Hzは応答速度が追いつかない」と言いましたが、120Hz(1枚あたり8.33ミリ秒)なら、このモニターの応答速度(5.78ミリ秒)でも余裕で間に合います。
つまり、PCでは「少し実力不足」だったこのモニターが、PS5やSwitch 2と繋いだ瞬間に「性能を100%発揮できる優等生」に変身するんです。特にSwitch 2での120Hzプレイは、この価格帯のモニターとしては最高にコスパの良い体験になります。
ライバル機と比較! 今、本当に買うべきはどれ?
「1万円台のゲーミングモニター」という激戦区には、他にも魅力的な選択肢があります。あなたが重視するのが「性能」か「画質」か「安心感」かで、選ぶべきモデルは変わります。
2026年春・1万円台モニター比較表
| モデル名 | 価格目安 | Hz数 | パネルの質 | 保証・安心感 |
|---|---|---|---|---|
| Dell SE2426HG | 約13,800円 | 240Hz | 普通(IPS) | ◎ 最強(3年無輝点) |
| Xiaomi G24i | 約13,500円 | 200Hz | ◎ 高い(広色域) | △ 普通(1年) |
| ASUS TUF VG259Q3A | 約16,800円 | 180Hz | ◯ 高速IPS | ◯ 安心の3年 |
| TCL 25G64 | 約24,800円 | 300Hz | ◎ Mini LED | ◯ 普通 |
ぶっちゃけ「買い」なの? 失敗しないための最終チェック
ここまで読んでくださったあなたなら、もうお分かりですよね。このモニターは「万能」ではありません。でも、「自分の用途」にピタッとハマれば、これほどコスパの良い買い物はありません。
最後に、私が「友人から相談されたらこう答える」という基準でまとめました。
以下の項目に3つ以上当てはまるなら「買い」です!
- [ ] 現在60Hz(普通の事務用)や144Hzを使っていて、安く「240Hzの世界」を覗いてみたい
- [ ] 主にPS5やNintendo Switch 2をプレイしており、120Hz環境を安く構築したい
- [ ] モニターアームをすでに持っている、あるいは買う予定がある
- [ ] 画質の微調整(色のカスタマイズ)を自分でやるのが苦ではない
- [ ] 万が一の故障やドット抜けが怖いので、DELLの手厚い保証が必須だ
逆に、こういう人は「やめたほうがいい」です
- [ ] FPSでプロを目指す、あるいは「残像」という言葉に人一倍敏感だ
- [ ] 設定メニューをいじるのが面倒。箱から出してすぐ完璧な色で使いたい
- [ ] モニターアームを買う気がなく、机に置いてピッタリの高さに調整したい
- [ ] モニターから音を出したい(※スピーカー非搭載です!)
最後に:このモニターが教えてくれること
正直なところ、1.3万円という価格で「完璧な240Hzモニター」を作るのは、2026年の最新技術をもってしても、物理的に不可能です。どこかを削らなければ、この値段にはなりません。
DELLは、その「削る場所」として、スタンドの多機能性やHDRの画質、そして突き詰めた応答速度を選びました。その代わり、「圧倒的な安さ」と「業界最強の保証」を残しました。
「多少のクセはあるけれど、それを自分で手なずけて、賢く安く遊ぶ」。
そんなガジェット好きの楽しみ方ができるあなたにとって、このSE2426HGは、Amazonのカートに入れる価値が十分にある、最高に面白い「相棒」になってくれるはずです。
もし、このモニターが届いて「やっぱり黄色いな!」と思ったら、この記事のRGB設定を思い出してくださいね。あなたのゲームライフが、今までより少しだけ滑らかで快適なものになることを願っています!
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購入前に見る判断マップ
万円台の 240Hz という甘い言葉の罠について、記事本文で扱った比較軸を購入前チェックとして整理します。実データが十分に取れない場合でも、読者が迷いやすい条件を見える形にしておきます。
- 満足しやすい人: 作業用やサブ画面として割り切れる人
- 後悔しやすい点: 解像度、端子、発色、スタンド調整で不満が出やすい
- 比較すべき軸: サイズ、解像度、接続端子、価格差を比べる
安さや評判だけで決めず、自分の用途と不満が出やすい条件を先に合わせると、購入後のずれを減らせます。


