はじめに
AMD Ryzen 7 5700Xは、8コア16スレッドという強力な構成で、ゲーマーやコンテンツクリエイターから高い人気を誇るCPUです。
特にRyzen 5000シリーズの中で、一部の高性能モデルと比較してTDP(熱設計電力)が65Wと低く抑えられており、優れた性能と電力効率のバランスが魅力です。
しかし、この高性能なCPUで自作PCを組む際に多くの方が最初に疑問に思うのが、
「Ryzen 7 5700Xに純正クーラーは付属しているのか?」
という点でしょう。
この疑問は、PC全体の予算やパーツ構成、そして最終的なPCの安定動作に直接関わるため、非常に重要です。
この記事では、この疑問に明確にお答えするとともに、Ryzen 7 5700Xに最適なCPUクーラーの選び方、おすすめのマザーボード(お得なセット品情報も網羅)、そしてこれらのパーツ選択がゲーム性能にどのような影響を与えるのかを、初心者にも分かりやすく徹底的に解説します。
Ryzen 7 5700Xに純正CPUクーラーは付属する?
結論から申し上げますと、Ryzen 7 5700Xには純正CPUクーラーは付属していません。
複数の情報源で、Ryzen 7 5700Xの「RetailBox版」や「W/O Cooler」(クーラーなし)と記載された製品にはCPUクーラーが同梱されておらず、別途購入が必須であることが確認されています。
具体的には、「Ryzen 7 5700X 純正クーラー 付属」という直接的な質問に対し、「付属しておりません」という明確な回答が存在します。
また、同じTDP65WのRyzen 5 5600Xにはクーラーが付属するものの、Ryzen 7 5700Xには付属しないこと、そして5700Xの製品箱自体が薄く、クーラーを収納する物理的なスペースがないことも指摘されています。
さらに、「CPUクーラーが付属しません。対応製品を別途お買い求めください」という注意書きも製品情報に見られます。
この事実は、Ryzen 7 5700Xを使用してPCを自作しようと検討しているユーザーにとって、初期コストの見積もりやパーツ選定において、最初に把握しておくべき非常に重要なポイントです。
なぜ純正クーラーが付属しないのか?AMDの戦略を考察
Ryzen 7 5700XのTDPは65Wと、比較的発熱が抑えられた設計になっています。
しかし、5700Xのような8コアCPUを選択するユーザー層は、より高い冷却性能、静音性、あるいはオーバークロックによる更なるパフォーマンス向上を期待して、基本的な純正クーラーよりも高性能なサードパーティ製のクーラーを選ぶ傾向が強いと考えられます。
AMDはこのようなユーザーのニーズを理解し、多くの場合に使用されない可能性のあるクーラーを同梱しないことで、製品のパッケージングコストを削減し、より競争力のある価格設定を目指している可能性があります。
同じTDP65WのRyzen 5 5600Xにはクーラーが付属している点を考慮すると、5700Xはより積極的に自身の冷却環境を構築したいユーザーをターゲットにしていると推測できます。
また、AMDの製品ラインナップにおいて、高性能な「X」型番のCPUでは純正クーラーが省略される傾向が見られます。
5700Xは「X」型番でありながらTDP65Wと、TDP105WのRyzen 7 5800Xと比較して扱いやすいものの、その5800Xにもクーラーは付属していません。
このことから、AMDはRyzen 7の8コアCPUに関しては、ユーザーが自身の用途や好みに合わせて冷却ソリューションを選択することを前提としていると考えられます。
この戦略は、冷却に関するコストと選択の自由をユーザーに委ねる一方で、静音性、冷却能力、デザイン性など、個々のユーザーの具体的な要求に合致した最適なクーラーを自由に選べるというメリットを提供しています。
自作PCへの影響:クーラーは必須購入品
つまり、Ryzen 7 5700Xで自作PCを組む場合、CPUクーラーはオプションではなく、必ず別途購入しなければならない必須コンポーネントとなります。
したがって、Ryzen 7 5700Xを搭載したPCの予算を計画する際には、CPU本体の価格に加えて、CPUクーラーのコストも必ず含める必要があります。
これは、パーツ選定と予算策定における非常に重要な注意点です。
5700XにおすすめのCPUクーラー
Ryzen 7 5700XのTDPは65Wと比較的低めですが、CPUの性能を最大限に引き出し、長期間安定して動作させるためには、適切なCPUクーラーの選択が不可欠です。
冷却が不十分な場合、CPUは過熱を防ぐために自動的に性能を低下させる「サーマルスロットリング」という状態に陥り、PCの動作が不安定になったり、CPUの寿命を縮めたりする可能性があります。
特にゲーミングや動画編集といった高負荷な作業を行う際には、CPUが持てる性能をフルに発揮し続けるために、効率的な冷却が求められます。
空冷クーラーの鉄板モデル:優れた性能と価値
DeepCool AK400:5700Xにおけるコスパの王様
- 特徴: Ryzen 7 5700X用のCPUクーラーとして、多くのPCパーツ情報サイトやユーザーレビューで一貫して推奨されています。実際のユーザーからは、アイドル時に約40℃、高負荷のストレステスト時でも約70℃という良好な冷却性能が報告されており、5700XのTDP 65Wに対して十分すぎるほどの冷却能力を持つと評価されています。
- 仕様: シングルタワー設計、120mm FDB(流体動圧軸受)ファン1基搭載(回転数500-1850 RPM、騒音値≤29 dB(A)、最大風量66.47 CFM)、直径6mmのダイレクトタッチ銅製ヒートパイプ4本装備、最大対応CPU TDPは220W、クーラーの高さは155mm。
- 解説: Ryzen 7 5700X(TDP 65W)とAK400の組み合わせは、PCショップの専門家からも推奨されており、「AK400またはAK500クラスの空冷クーラーで十分」との見解が示されています。あるユーザーは「Ryzen 5700Xと組み合わせて非常にうまく動作している。ハイエンドで電力消費の激しいCPUやオーバークロックをしない限り、これ以上費やす必要はない」とコメントしています。
- ポイント: AK400は、その高い冷却能力、優れた静音性、そして手頃な価格のバランスが非常に良く、極端なオーバークロックを計画していない大多数のRyzen 7 5700Xユーザーにとって、まさに理想的な選択肢と言えるでしょう。最大220WのTDPに対応しているため、CPUの性能を安定して引き出すのに十分なマージンがあります。
Thermalright Peerless Assassin 120 SE:高コスパなデュアルタワーの支配者
- 特徴: より高い冷却性能を求めるユーザーに適した強力な空冷クーラーとして推奨されており、Ryzen 7 5700Xはもちろん、より発熱の大きい5700X3Dや将来的なCPUアップグレードにも対応できるほどの能力を持つとされています。実際に5700Xユーザーからも推奨の声が上がっています。
- 仕様: デュアルタワー設計、120mm S-FDB(流体動圧軸受)PWMファン2基搭載(最大回転数1550 RPM±10%、騒音値≤25.6 dBA、最大風量66.17 CFM)、直径6mmのヒートパイプ6本装備、クーラーの高さは155mm。
- 解説: あるユーザーは「Thermalright Peerless Assassinを選べば間違いない。将来のアップグレードにも対応できるクーラーだ。私も5700Xで使っている」と述べています。より発熱量の多いRyzen 7 5700X3Dでさえも「非常に低温で動作させ続ける」ことができると評価されています。
- ポイント: Peerless Assassin 120 SEは、最大限の空冷性能を追求するユーザー、より低いファン回転数での静音動作を重視するユーザー、あるいはPCケース内のエアフローがあまり良くない環境で使用するユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢です。より高価なハイエンド空冷クーラーに匹敵する優れた冷却性能を、驚くほど競争力のある価格で提供しています。
Scythe Fuma 3:プレミアム空冷クーラーの選択肢
- 特徴: Ryzen 7 5700Xに対しては「オーバースペック」気味かもしれないが、将来的なCPUアップグレードや非常に高温になる設置環境を考慮するならば良い選択肢とされています。高さ154mmと、デュアルタワークーラーとしては比較的コンパクトな設計も特徴です。
- 解説: 「空冷クーラーは実質的に一生ものだ…Fuma 3は良い価格だ。これに多くを費やすことが他のコンポーネントの犠牲にならないなら、選ぶ価値がある」と評価されています。ミドルレンジのPC構成において堅実な性能を発揮するとも言及されています。
- ポイント: 予算に余裕があり、極めて低い騒音レベルを最優先事項とする場合や、将来的にAM4ソケット内でより発熱の大きなCPUへのアップグレードを視野に入れている場合に、Scythe Fuma 3は強力な候補となります。
Noctua NH-U12S Redux:伝説的な品質と信頼性
- 特徴: 高い評価を得ているNoctua NH-U12Sの基本性能を維持しつつ、より手頃な価格を実現したモデルです。優れた冷却性能、幅広いPCケースやマザーボードとの互換性、そして簡単な取り付けプロセスを提供します。Ryzen 5 3600(TDPや発熱特性が5700Xと一部類似)のようなCPUにも十分対応できるとされています。
- 解説: 「素晴らしい取引」であり、「50ドル以下で本当に高性能なものを探しているなら検討に値する」と評価されています。簡単な取り付けシステムと高いビルドクオリティも称賛されています。
- ポイント: Noctuaブランドは、その卓越した品質と長期にわたるサポート体制で世界的に有名です。NH-U12S Reduxは、このNoctuaの信頼性をより多くのユーザーに提供するモデルであり、Ryzen 7 5700Xにとって堅実で信頼性の高い冷却ソリューションとなります。
簡易水冷クーラーという選択肢:見た目や特定のケース制約のために
Ryzen 7 5700XのTDP 65Wという発熱量は、前述のような高性能な空冷クーラーで十分に冷却可能です。
しかし、PCケース内の見た目をすっきりさせたい、あるいは特定のコンパクトなPCケースの制約に対応したいといった場合には、AIO(オールインワン)簡易水冷クーラーも選択肢の一つとなります。
特に240mmサイズのラジエーターを搭載したモデルが候補として挙げられます。
ただし、取り付けが不適切だったり、AIOクーラー自体が古いモデルであったり故障していたりする場合には、5700Xで240mm AIOを使用してもCPU温度が高温になるという報告もあるため、信頼できる品質のAIOクーラーを選ぶことが極めて重要です。
一般的に、Ryzen 7 5700Xに簡易水冷クーラーを選択する場合、240mmサイズのラジエーターが適切とされています。360mmサイズは、5700XのTDPを考えると過剰スペックと言えるでしょう。
AIOクーラーのメリットとしては、PCケース内のエアフローを改善しやすい、高さのあるメモリモジュールとの物理的な干渉を避けやすい、CPUの熱を直接ケース外に排気できるといった点が挙げられます。
しかし、5700XのようなCPUでは、高品質な空冷クーラーが同等以上の冷却性能と静音性を、より低いコストで提供できる場合が多いのが実情です。
したがって、5700XでAIOクーラーを選択するのは、純粋な冷却能力の必要性というよりも、PC全体のデザイン性へのこだわり、特定の小型PCケース(SFFケースなど)のエアフロー設計への適合性、あるいはマザーボード上の大型ヒートシンクとの干渉を避けたいといった、特定のニーズに基づく場合が多いと言えます。
AIOクーラー導入に伴う追加コストや、ポンプの作動音、潜在的な故障箇所(ポンプや冷却液漏れのリスク)といった複雑さを、そのメリットと比較検討する必要があります。
表1:Ryzen 7 5700X向け おすすめCPUクーラー比較
製品名 (Cooler Name) | タイプ (Type) | 主な特徴 (Key Features) | 価格帯目安 (Price) | こんな人におすすめ (Best Use Case) |
DeepCool AK400 | 空冷シングルタワー (Air Single Tower) | ファン: 120mm, 最大TDP: 220W, ノイズ: ≤29dB(A), 高さ: 155mm | 低 (Low) | コスパ重視、静音性、バランスの取れた性能を求める方 |
Thermalright Peerless Assassin 120 SE | 空冷デュアルタワー (Air Dual Tower) | ファン: 2x120mm, ノイズ: ≤25.6dBA, 高さ: 155mm, ヒートパイプ: 6本 | 低~中 (Low-Mid) | 高い冷却性能、優れた静音性、将来的なCPUアップグレードを見据える方 |
Scythe Fuma 3 | 空冷デュアルタワー (Air Dual Tower) | 高さ: 154mm, コンパクトなデュアルタワー設計 | 中 (Medium) | プレミアム志向、極めて高い静音性、将来性を重視する方 |
Noctua NH-U12S Redux | 空冷シングルタワー (Air Single Tower) | 高品質、簡単な取り付け、幅広い互換性 | 中 (Medium) | 品質と信頼性を最重視する方、Noctuaブランドにこだわる方 |
240mm AIO Liquid Cooler (各種) | 簡易水冷240mm (AIO 240mm) | ラジエーターサイズ: 240mm, 見た目重視、直接排気 | 中~高 (Mid-High) | PCケース内の見た目を重視する方、特定の小型ケースとの組み合わせ、CPUの熱を直接ケース外に排出したい方 |
この比較表は、読者が自身の優先順位(冷却性能、静音性、価格、将来性など)と予算に応じて、最適なCPUクーラーを選択する際の助けとなることを目的としています。「クーラー おすすめ」というサブキーワードと、購入を検討しているユーザー(Buyクエリ)の検索意図に直接的に応えるものです。
CPUクーラーが5700Xのゲーム性能に与える影響
快適なゲーミング体験を妨げる最大の要因の一つが、サーマルスロットリングです。
CPUの冷却が不十分な場合、CPUは自身の過熱を防ぐために、自動的に動作クロックスピードを低下させます。
これがサーマルスロットリングであり、ゲーム中のカクつき、フレームレートの急激な低下、全体的に不安定な動作といった形で、ゲーミングパフォーマンスに直接的な悪影響を及ぼします。
高品質なCPUクーラーを導入することで、Ryzen 7 5700Xはその潜在能力を最大限に発揮し、ゲーミングのようなCPUに高い負荷がかかるタスクにおいても、安定して高いパフォーマンスを提供し続けることが可能になります。
Ryzen 7 5700X自体は優れたゲーミング性能を持っており、特にCPUへの依存度が極端に高くないゲームタイトルでは、上位モデルであるRyzen 7 5800Xに近い性能を発揮することもあります。
例えば、あるテストでは、Cyberpunk 2077において5700Xが平均140 FPS、5800Xが平均148 FPSを記録し、Shadow of the Tomb Raiderでは5700Xが平均180 FPS、5800Xが平均186 FPSという結果が報告されています。
これらは非常に高いフレームレートですが、これらの数値を安定して維持するためには、CPUを適切な温度範囲内に保つことが不可欠です。
優れたクーラーによる「効率的な熱放散」と「強化された冷却性能」が、その鍵を握っています。
つまり、冷却が不十分なRyzen 7 5700Xと、適切に冷却されたRyzen 7 5700Xとの間では、単にピーク時のFPS(フレームレート)だけでなく、長時間のゲーミングセッションにおける持続的なFPSの安定性と全体的な滑らかさに大きな差が生じるのです。
Ryzen 7 5700Xには純正クーラーが付属していないため、アフターマーケットのCPUクーラーはPCを動作させるための必需品です。
そして、Ryzen 7 5700Xは高性能なゲーミングCPUとしてのポテンシャルを秘めています。不適切な冷却は、そのゲーミング性能を著しく低下させます。
したがって、基本的な性能のクーラーでもCPUは動作するかもしれませんが、DeepCool AK400やThermalright Peerless Assassin 120 SEのような優れたクーラーを導入することで、CPUはゲームにおいて最適かつ一貫したパフォーマンスを発揮できるようになります。
ゲーマーにとって、推奨されるCPUクーラーへの投資は、単にCPUの熱暴走によるシャットダウンを防ぐためだけではなく、Ryzen 7 5700Xが本来持つゲーミング性能を最大限に引き出し、快適なゲーム体験を得るための重要な投資と言えるでしょう。
これは、「クーラー おすすめ」という情報を「ゲーム性能」という具体的なメリットに直接結びつけ、CPUクーラーを単なる必須コンポーネントとしてではなく、より良いゲーミング体験への投資として位置づけるものです。
Ryzen 7 5700Xとベストマッチなマザーボード選び
Ryzen 5000シリーズCPUに対応する主なチップセットには、B550、X570、そしてA520があります。
それぞれのチップセットがRyzen 7 5700Xとどのような相性を持つのかを見ていきましょう。
- B550:機能と価格のスイートスポットB550チップセット搭載マザーボードは、Ryzen 7 5700X(およびRyzen 7 5800Xのような類似のCPU)を使用する上で、機能(主要なグラフィックカードスロットおよびM.2 SSDスロット向けのPCIe 4.0対応)とコストのバランスが最も優れているため、広く推奨されています。グラフィックカードの性能を最大限に活かす観点からA520チップセットよりも優れており、M.2 SSDの速度差に対するコストパフォーマンスの観点からX570チップセットよりも推奨されることが多いです。
また、必要に応じてオーバークロックにも対応しているため、将来的な拡張性やパフォーマンス向上にも柔軟に対応できます。「B550マザーボードはPCIe 4.0を利用できるため、理想的だろう」という意見も見られます。ほとんどのRyzen 7 5700Xユーザーにとって、B550マザーボードは、X570チップセット搭載マザーボードのようなプレミアム価格を支払うことなく、最新世代のグラフィックカードやNVMe SSD向けのPCIe 4.0接続を含む、必要十分な機能をすべて提供します。 - X570:ハイエンドニーズと最大限の接続性X570チップセットは、CPUからの直接接続レーンだけでなく、チップセット自体からもより多くのPCIe 4.0レーンを提供し、本格的なオーバークロックやより高い電力消費のCPU(例えばRyzen 9シリーズなど)に対して、より堅牢なVRM(電圧レギュレータモジュール)を備えている傾向があります。
「多くのPCIeまたはSATA接続が必要な場合は、X570またはX570Sマザーボードを入手すべきだ」と明確に指摘されています。Ryzen 7 5800XのオーバークロックにはX570が推奨されており、よりプレミアムな選択肢であることを示唆しています。しかし、TDP 65WのRyzen 7 5700Xにとっては、主要なグラフィックカードスロットとM.2 SSDスロットを超える、複数のPCIe 4.0デバイス(例えば、高速なキャプチャーカードや複数のNVMe RAID構成など)に対する非常に特定のニーズがない限り、一般的にはオーバースペックと言えるでしょう。 - A520:予算重視、基本機能に特化A520チップセットは、予算を最優先する場合の選択肢となりますが、PCIe 4.0への非対応や、VRMの品質・堅牢性といった点でB550やX570に劣る場合があります。一部のA520マザーボードはRyzen 7 5700Xとのセット品として販売されています。
A520は第3世代および第4世代のRyzen CPUをサポートしています。「VRMヒートシンクを備えたほとんどのA520マザーボード」は、許容範囲内の予算オプションとして挙げられていますが、非常にローエンドのモデルには注意が必要です。A520マザーボードでもRyzen 7 5700Xは動作しますが、特にPCIe 4.0対応の高速NVMe SSDの性能を最大限に引き出したり、将来的にハイエンドなグラフィックカードへアップグレードしたりする際に、その潜在能力を完全に発揮できない可能性があります。非常に厳しい予算制約がある場合の妥協案と考えるのが適切でしょう。
これらのチップセットの中で、Ryzen 7 5700XにはB550チップセット搭載マザーボードが総合的に見て最適と言えます。
Zen 3アーキテクチャを採用したCPUである5700Xは、主要なグラフィックカードスロットと少なくとも1つのM.2 SSDスロットにおいてPCIe 4.0の帯域幅を活かすことで、その性能を最大限に発揮できます。
B550チップセットは、まさにこのニーズに応える設計となっており、具体的にはグラフィックカード用のCPU直結PCIe 4.0 x16レーンと、少なくとも1つのM.2 SSD用のCPU直結PCIe 4.0 x4レーンを提供します。
X570チップセットは、チップセット自体からもより多くのPCIe 4.0レーンを提供しますが、その分価格が高く、しばしばチップセット自体を冷却するためのアクティブファンが必要となり、これが騒音や潜在的な故障の原因となる可能性があります。
TDP 65WのRyzen 7 5700XのようなCPUには、X570チップセットが提供する追加機能はほとんどの場合必要ありません。
一方、A520チップセットはPCIe 4.0に全く対応しておらず、これは最新のグラフィックカードや高速NVMe SSDの性能を十分に引き出せないボトルネックとなり得ます。
実際に市場で販売されているRyzen 7 5700Xとマザーボードのセット品や、専門家による推奨においてB550マザーボードが主流となっていることは、これらが5700Xにとって理想的な組み合わせであることの裏付けと言えるでしょう。
したがって、読者の皆様には、必要な最新機能を過剰な出費なしに確保できるB550マザーボードを、Ryzen 7 5700Xのパートナーとして最有力候補として検討することを強く推奨します。
B550マザーボードのおすすめ:機能、性能、価格のバランス
MSI B550M PRO-VDH WIFI:機能満載のMicro-ATX
- 特徴: Ryzen 7 5700Xとのセット販売実績があり、Wi-Fi機能を標準搭載しつつ、価格と機能のバランスが良いと一般的に評価されています。あるQuoraユーザーからは「ほとんどのユーザーが必要とするすべてを行う」と推奨されています。
- 仕様: フォームファクタ: Micro-ATX、チップセット: AMD B550、メモリスロット: DDR4 x4 (最大128GB, 4400+MHz OC対応)、拡張スロット: PCIe 4.0/3.0 x16 1基, PCIe 3.0 x1 2基、M.2スロット: 2基 (PCIe 4.0 x4対応 1基, PCIe 3.0 x4対応 1基)、SATAポート: 4基、無線機能: Wi-Fi AC, Bluetooth 4.2、オーディオ: Realtek ALC892/ALC897、LAN: Realtek 8111HN ギガビットLAN。リアI/O: VGA, DisplayPort, HDMI, USB 3.2 Gen 1 Type-A 4基, USB 2.0 Type-A 2基, WiFiアンテナ, オーディオジャック, Flash BIOSボタン。
- ポイント: 内蔵Wi-Fiと豊富な機能を求めるユーザーにとって、このMicro-ATXマザーボードは非常に強力な選択肢です。Ryzen 7 5700Xとのセット品に含まれていることは、良好な互換性と市場での高い評価を示唆しています。
ASRock B550M Phantom Gaming 4:堅実なMicro-ATXオールラウンダー
- 特徴: Ryzen 7 5700Xとのセット販売実績が複数確認されています。一般的に、シンプルながらゲーミングに必要な基本機能をしっかりと押さえたマザーボードと見なされています。PCIe 4.0に対応し、十分な品質のVRMを備えた安価な選択肢として推奨されています。
- 仕様: フォームファクタ: Micro-ATX、チップセット: AMD B550、メモリスロット: DDR4 x4 (最大128GB, Renoir APU使用時で4733+MHz OC対応)、拡張スロット: PCIe 4.0 x16 1基 (APU使用時はGen3), PCIe 3.0 x16 (x4モード) 1基, PCIe 3.0 x1 1基、M.2スロット: 2基 (Hyper M.2 PCIe Gen4x4対応 1基, M.2 PCIe Gen3x2/SATA対応 1基)、SATAポート: 4基。リアI/O: PS/2, HDMI, DisplayPort 1.4, USB 3.2 Gen1 4基, USB 2.0 2基, RJ-45 LAN, オーディオジャック。
- ポイント: 特に魅力的な価格のセット品で見つかれば、予算を抑えたい場合のMicro-ATXマザーボードとして非常に良い選択肢です。Ryzen 7 5700Xを中心としたゲーミングPCの基本的な要求をしっかりと満たしています。
MSI B550-A PRO:標準ビルド向けの信頼性の高いATXオプション
- 特徴: Ryzen 7 5700Xとのセット販売実績があります。安定した機能性、高品質な部品構成、M.2 SSD用のヒートシンク「M.2 Shield Frozr」、重量級グラフィックカードを支える「PCIe Steel Armor」などが特徴です。
- 仕様: フォームファクタ: ATX、チップセット: AMD B550、メモリスロット: DDR4 x4 (最大128GB, 4400+MHz OC対応)、拡張スロット: PCIe 4.0 x16 1基, PCIe 3.0 x16 (x4モード) 1基, PCIe 3.0 x1 2基、M.2スロット: 2基 (PCIe Gen4x4対応 1基, PCIe Gen3x4対応 1基)、SATAポート: 6基、オーディオ: Realtek ALC892/ALC897、LAN: Realtek RTL8111H ギガビットLAN。リアI/O: PS/2, DisplayPort, HDMI, USB 2.0 4基, USB 3.2 Gen 1 Type-A 2基, USB 3.2 Gen 2 Type-A 1基, USB 3.2 Gen 2 Type-C 1基, LAN, オーディオジャック, Flash BIOSボタン。
- ポイント: より大きなATXフォームファクタを好み、多くの拡張スロットやSATAポートを必要とするユーザー向けの堅実なマザーボードです。「PRO」シリーズの名が示す通り、安定性と信頼性に重点を置いた設計がなされています。
ASRock B550M Pro4:もう一つの強力なMicro-ATX候補
- 特徴: Ryzen 7 5700Xとのセット品で言及があり(ATX版のB550 PRO4ですが、mATX版のPro4も非常に人気があります)。複数のM.2スロット、PCIe Gen4対応、そして頑丈なVRMヒートシンクを備えた高品質な製品として評価されています。
- 仕様: フォームファクタ: Micro-ATX、チップセット: AMD B550、メモリスロット: DDR4 x4 (最大128GB, CPUにより最大4733+MHz OC対応)、拡張スロット: PCIe 4.0 x16 (Steel Slot) 1基, PCIe 3.0 x16 (x4モード) 1基, PCIe 3.0 x1 1基、M.2スロット: Hyper M.2 (PCIe Gen4x4) 1基, M.2 (PCIe Gen3x2 & SATA) 1基, Wi-Fiモジュール用M.2 Key E 1基、SATAポート: 6基 (M2_2スロットはSATA3_5_6とレーン共有)、オーディオ: Realtek ALC1200、LAN: Realtek RTL8111H ギガビットLAN。リアI/O: PS/2, D-Sub, HDMI, DisplayPort 1.4, USB 3.2 Gen2 Type-A 1基, USB 3.2 Gen2 Type-C 1基, USB 3.2 Gen1 4基, USB 2.0 2基, RJ-45 LAN, オーディオジャック。
- ポイント: B550M Pro4は、その価格帯において優れたVRM品質と豊富な接続性を含む強力な機能セットを備えており、非常にコストパフォーマンスの高いMicro-ATXマザーボードとしてしばしば引用されます。
ASUS TUF Gaming B550-PLUS WIFI II / B550M-PLUS WIFI II:高耐久・高機能
- 特徴: TUF B550 Gaming Plusが選択肢としてリストアップされており、Pangolyのような互換性情報サイトでも様々なTUFモデルが互換性ありとして掲載されています。TUF Gamingシリーズは、軍用グレードの部品採用による高い耐久性と、包括的な冷却ソリューションで知られています。
- 仕様 (ATX / Micro-ATX): ATX版とMicro-ATX版の両方が存在します。チップセット: AMD B550、メモリスロット: DDR4 x4 (最大128GB, 4866+MHz OC対応)、拡張スロット: PCIe 4.0 x16、M.2スロット: 複数 (プライマリスロットはPCIe Gen4対応)、無線機能: Wi-Fi 6、有線LAN: 2.5Gbイーサネット、USB: USB 3.2 Gen 2 Type-A & Type-C対応。強化された電源供給回路 (例: mATX版で8+2 DrMOSパワーステージ)、VRMヒートシンク、M.2ヒートシンクを装備。
- ポイント: TUF Gamingシリーズは、その堅牢なビルド品質とゲーミングに特化した機能で高い評価を得ています。WIFI IIバージョンは最新のWi-Fi 6に対応しており、Ryzen 7 5700Xを中心としたPC構成において、信頼性と高性能を両立させたいユーザーにとって優れたオールラウンドな選択肢となります。
お得なマザーボードセット情報
Ryzen 7 5700Xは、ASRock B550M Phantom Gaming 4、MSI B550M PRO-VDH WIFI、MSI MPG B550 GAMING PLUS、MSI B550-A PROといった人気のB550マザーボードとのセット品が複数のオンラインショップで販売されています。
これらのCPUとマザーボードのセット品は、個別に購入するよりも若干のコスト削減が見込める場合があるほか、パーツ間の互換性があらかじめ確認されているため、自作PC初心者でも安心して購入できるというメリットがあります。
例えば、「【国内正規品】 AMD Ryzen 7 5700X W/O Cooler CPU + ASRock B550M Phantom Gaming 4 MicroATXマザーボード セット ¥40,020 (税込)」といった具体的な製品が見つかります。
購入の手間を省きつつ、少しでもお得にパーツを揃えたいユーザーにとって、これらの事前に検証されたセット品を探すことは賢明な選択と言えるでしょう。
これは「マザーボードセット」というサブキーワードで情報を探しているユーザーのニーズに直接応えるものです。
表2:Ryzen 7 5700X向け おすすめB550マザーボード比較
製品名 (Motherboard Name) | フォームファクタ (Form Factor) | 主な特徴 (Key Features) | 価格帯目安 (Price) | こんな人におすすめ (Ideal Scenario) |
MSI B550M PRO-VDH WIFI | Micro-ATX | M.2: 2 (Gen4x1, Gen3x1), WiFi搭載, LAN: 1Gb | 中 (Medium) | コスパ重視のmATXで、Wi-Fi機能が必須な方 |
ASRock B550M Phantom Gaming 4 | Micro-ATX | M.2: 2 (Gen4x1, Gen3x1), LAN: 1Gb | 低~中 (Low-Mid) | 予算を抑えたいmATX構成で、シンプルな機能を求める方 |
MSI B550-A PRO | ATX | M.2: 2 (Gen4x1, Gen3x1), LAN: 1Gb, 堅牢な設計 | 中 (Medium) | ATX標準サイズを好み、安定性を重視する方 |
ASRock B550M Pro4 | Micro-ATX | M.2: 3 (Gen4x1, Gen3x1, WiFi用x1), LAN: 1Gb, 高機能VRM | 中 (Medium) | 高機能なmATXを求め、拡張性も重視する方 |
ASUS TUF GAMING B550-PLUS WIFI II | ATX | M.2: 2 (Gen4x1, Gen3x1), WiFi 6, LAN: 2.5Gb, 高耐久 | 中~高 (Mid-High) | ATXで高機能・高耐久を求め、高速なLAN/WiFi環境を構築したい方 |
ASUS TUF GAMING B550M-PLUS WIFI II | Micro-ATX | M.2: 2 (Gen4x1, Gen3x1), WiFi 6, LAN: 2.5Gb, 高耐久 | 中~高 (Mid-High) | mATXで高機能・高耐久を求め、高速なLAN/WiFi環境を構築したい方 |
この比較表は、ユーザーがPCケースのサイズ(フォームファクタ)、必要な性能や接続性に関連する主要機能(M.2スロット数、LAN速度、Wi-Fiの有無など)、想定される価格帯、そして典型的な使用シーンに基づいて、推奨されるB550マザーボードを迅速に比較検討するのに役立ちます。「マザーボード おすすめ」というサブキーワードで情報を探し、購入を検討しているユーザー(Buyクエリ)の検索意図に直接的に応えることを目的としています。
よくある質問 (FAQ)
- Q1: Ryzen 7 5700Xには本当にCPUクーラーが付属していないのですか?
- Answer: はい、その通りです。Ryzen 7 5700Xの多くのリテール版(箱売りされている製品)にはCPUクーラーは同梱されていません。そのため、別途CPUクーラーを購入する必要があります。
- Q2: Ryzen 7 5700Xには、どのくらいの冷却性能(TDP)のCPUクーラーが必要ですか?
- Answer: Ryzen 7 5700XのTDP(熱設計電力)は65Wです。一般的には、CPUのTDPよりも余裕のある冷却能力を持つクーラーが推奨されます。例えば、DeepCool AK400(最大TDP 220W対応)のような、TDP 150W~200W以上に対応するクーラーであれば、十分な冷却性能と静音性が期待でき、CPUの性能を安定して引き出すことができます。
- Q3: 社外品のCPUクーラーを使用した場合、CPUの保証はどうなりますか?
- Answer: CPUクーラーを純正品以外(社外品)に交換すること自体で、CPUのメーカー保証が無効になることは通常ありません。ただし、CPUクーラーの取り付けミスによるCPUの物理的な損傷(ピン折れやコア欠けなど)や、不適切なオーバークロックによるCPUの故障は、保証の対象外となる可能性があります。CPUメーカーの保証規定を事前に確認することをおすすめします。
- Q4: おすすめされているCPUクーラーやマザーボードはどこで購入できますか?
- Answer: 本記事で紹介しているCPUクーラーやマザーボードは、多くのオンラインPCパーツ専門ショップ(例:Amazon Japan、ツクモ、ドスパラ、パソコン工房など)や、大手家電量販店のPCパーツコーナーなどで購入可能です。特にAmazon Japanでは、本記事で触れている製品の多くが取り扱われています。
- Q5: Ryzen 7 5700Xをオーバークロックする場合、どのクーラーがおすすめですか?
- Answer: Ryzen 7 5700XはTDP 65Wと比較的扱いやすいCPUですが、オーバークロックを行う場合はより高い冷却性能が求められます。Thermalright Peerless Assassin 120 SEのような高性能なデュアルタワー空冷クーラーや、240mm以上のラジエーターを持つ簡易水冷クーラーを検討すると良いでしょう。冷却性能が高いほど、より安定したオーバークロック動作が期待でき、CPUの性能をさらに引き出すことが可能です。
まとめ
AMD Ryzen 7 5700Xを使用して高性能なPCを構築するための鍵は、CPUのポテンシャルを最大限に引き出し、かつ安定した動作を保証する適切なコンポーネント選択にあります。
- クーラーは必須購入品: Ryzen 7 5700Xには純正CPUクーラーが付属していないため、必ず別途購入が必要です。これを忘れるとPCを組むことができません。
- 冷却性能はゲーム性能に直結: 特に最新のゲームを高画質・高フレームレートで楽しみたい場合、CPUの冷却は非常に重要です。DeepCool AK400やThermalright Peerless Assassin 120 SEといった、TDP 65Wの5700Xに対して十分な冷却マージンを持つクーラーが推奨されます。これらはCPUのサーマルスロットリングを防ぎ、安定したゲーム性能の維持と静音性に大きく貢献します。
- B550マザーボードが最適バランス: 機能、性能、そしてコストのバランスを考慮すると、B550チップセットを搭載したマザーボードがRyzen 7 5700Xには最適です。PCIe 4.0に対応しているため、最新世代のグラフィックカードや高速なNVMe SSDの性能を十分に活かすことができます。
- セット品も賢い選択肢の一つ: CPUとマザーボードがセットになった製品は、個別に購入するよりも価格面で若干お得になる場合があるほか、パーツ間の互換性も確認されているため、特に自作PC初心者にとっては選択の手間が省け、安心して購入できるメリットがあります。
Ryzen 7 5700X自体は、8コア16スレッドという強力なマルチコア性能を、比較的競争力のある価格で提供する優れたCPUです。
純正クーラーが付属しないことは一見デメリットに感じられるかもしれませんが、結果としてユーザーは自身のニーズや予算に合わせて、より意識的に、そして多くの場合においてより高性能で静音性に優れた冷却ソリューションを選択することに繋がります。
手頃な価格でありながら非常に強力な冷却性能を持つDeepCool AK400やThermalright Peerless Assassin 120 SEのような空冷クーラーの推奨は、効果的な冷却が必ずしも高価である必要はないことを示しています。
同様に、B550チップセット搭載マザーボードは、X570チップセットのようなプレミアム価格を支払うことなく、PCIe 4.0などの不可欠な最新機能を提供します。
これらの要素を総合的に考慮すると、Ryzen 7 5700Xを中心としたエコシステム(CPU + 推奨クーラー + B550マザーボード)は、ユーザーがより自身の目的に合致した、そして潜在的により優れた全体的な価値(コストパフォーマンス)を提供する高性能システムを構築することを可能にします。
つまり、純正クーラーがないという最初の「課題」は、ユーザーをより良い、より意図的なコンポーネント選択へと導く「機会」となり得るのです。
最終的には、ご自身の予算、PCの主な用途(ゲーミング性能最優先、静音性重視、PCケース内のデザイン性など)、そして使用するPCケースのエアフロー特性などを総合的に考慮して、最適なCPUクーラーとマザーボードを選択してください。
適切に冷却されたRyzen 7 5700Xと、堅実なB550プラットフォームの組み合わせは、今後長年にわたり素晴らしいPC体験を提供してくれるでしょう。
もちろん、快適なPC環境を実現するためには、メモリ(RAM)、グラフィックカード(GPU)、電源ユニット(PSU)、PCケースといった他のコンポーネントも、Ryzen 7 5700Xの性能を十分に引き出せるよう、バランス良く選択することが重要です。
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