【完全版】Xiaomi 15 Ultra決済ガイド：モバイルSuica非対応の影響とNFC決済・代替策📱💸

1. はじめに：Xiaomi 15 Ultra 日本上陸 – 圧倒的性能と決済の課題

待望のXiaomi最新フラッグシップ「Xiaomi 15 Ultra」が、グローバル発表から間もなく日本市場に登場しました。2025年を代表するハイエンドスマートフォンとして、その登場は大きな注目を集めています。

特に、ライカ（Leica）との共同開発による卓越したカメラシステムや、最先端の「Snapdragon 8 Elite」プロセッサー搭載による圧倒的な処理性能は、多くのユーザーの心を掴んでいます。

しかし、その輝かしいスペックの一方で、日本のユーザーにとって日常生活に不可欠とも言える機能、「モバイルSuica」への対応状況については、発売当初から懸念の声が上がっていました。電車やバスの利用、コンビニエンスストアや自動販売機での支払いなど、スマートフォン一つで完結するキャッシュレス決済の中核を担うモバイルSuicaが利用できるかどうかは、機種選択における極めて重要な判断材料となります。

本レポートでは、2025年4月時点の公式情報および技術的背景に基づき、Xiaomi 15 Ultra（日本版）におけるモバイルSuicaの対応状況を徹底的に分析します。なぜ利用できないのか、その理由となる技術的要件、Xiaomiの製品戦略、そして代替となるキャッシュレス決済手段（NFCタッチ決済）の利用方法、さらには交通機関利用のための現実的な代替策まで、専門的な視点から深く掘り下げて解説します。

2. Xiaomi 15 Ultra 詳細スペック：日本市場向けモデルの注目点

Xiaomi 15 Ultraが日本市場でどのような仕様で提供されているのか、特に決済機能に関連する部分を含めて詳細に見ていきましょう。

• プロセッサー: 最新のSnapdragon 8 Eliteを搭載。3nmプロセスで製造され、Oryon CPUコア（最大4.32GHz）を採用。前世代と比較してCPU、GPU、AI性能が大幅に向上しており、高負荷な3Dゲームも快適に動作し、AI機能の処理能力も向上しています。
• メモリ & ストレージ: RAMは16GB（LPDDR5X）、ストレージは**512GBまたは1TB（UFS 4.1）**の大容量構成。高速な読み書き速度と十分な容量を提供します。
• カメラシステム (ライカ共同開発クアッドカメラ):
  • メイン: 5000万画素、1インチの大型センサー「Sony LYT-900」、F1.63の明るい「Summilux」レンズ、光学式手ブレ補正（OIS）を搭載。優れたダイナミックレンジと暗所性能を発揮します。
  • ペリスコープ望遠: 驚異的な2億画素、1/1.4インチの大型センサー、F2.6、OISを搭載し、光学4.3倍相当（100mm）の望遠撮影が可能。遠景のディテールを鮮明に捉えます。
  • 望遠: 5000万画素、F1.8、OIS、光学3倍相当（70mm）、フローティングレンズ機構により10cmまでのマクロ撮影にも対応。
  • 超広角: 5000万画素、F2.2、14mm相当の広画角で、5cmのマクロ撮影も可能。
  • 動画: 全てのリアカメラで8K動画撮影に対応しています (Source article context)。
• ディスプレイ: 約6.73インチのWQHD+ (3200×1440) 有機EL (AMOLED) ディスプレイ。1Hzから120Hzまでの可変リフレッシュレート（LTPO）に対応し、滑らかな表示と省電力を両立。ピーク輝度は3200nitsと非常に高く、屋外での視認性に優れます。保護ガラスとして「Xiaomi Shield Glass 2.0」や「Corning® Gorilla® Glass 7i」を採用し、耐久性も向上。側面がカーブした「All Around Liquid Display」ですが、フラットディスプレイを好むユーザーもいるため、評価が分かれる可能性があります (Source article context)。
• バッテリー & 充電: 5410mAhの大容量バッテリーを搭載（中国版の6000mAhとは異なる）。**90Wの有線急速充電（HyperCharge）**に対応し、約52.5分で満充電可能とされています (Source article context)。日本版には90W対応ACアダプターが付属する模様。80Wのワイヤレス急速充電にも対応。バッテリー持ちは概ね良好との評価が多いものの、カメラやゲームなど高負荷時の消費は大きいとの指摘もあります。
• OS: Android 15をベースとしたXiaomi HyperOS 2を搭載。
• 接続性 & その他機能:
  • IP68等級の防水・防塵性能。
  • 画面内指紋認証（超音波式）および顔認証に対応。高速かつ安全なロック解除が可能です。
  • Wi-Fi 7、Bluetooth 6.0（※出典に基づく。最新規格は要確認）に対応。
  • デュアルSIM対応（nanoSIM + nanoSIM または nanoSIM + eSIM、eSIM + eSIMの組み合わせ）。
  • NFC: NFC (Type A/B) 搭載。これは後述するタッチ決済で利用されます。
  • FeliCa / おサイフケータイ: 公式スペック表において**「―」（非対応）と明記。これがモバイルSuica利用不可の直接的な理由**です。
• 価格: 日本での発売価格は、16GB/512GBモデルが17万9800円、1TBモデルが19万9800円（いずれも税込）。

これらのスペックは、Xiaomi 15 Ultraがグローバル市場で通用する最先端の技術を結集したフラッグシップ機であることを示しています。しかし、日本市場に特有のニーズに対する配慮、特に決済機能においては、グローバル仕様が優先された結果、FeliCaが搭載されなかったことが明確に見て取れます。公式スペックシートがNFC（Type A/B）の搭載を明記する一方で、FeliCa/おサイフケータイの項目を「―」（非対応）としている点は、これが意図的な選択であり、日本独自のカスタマイズが見送られたことを裏付けています。

3. モバイルSuicaとFeliCa：日本の交通システムにおける不可分の関係

Xiaomi 15 Ultraのスペックを確認した上で、なぜモバイルSuicaの利用可否がこれほど重要視されるのか、そしてAndroidスマートフォンで利用するための技術的背景を理解する必要があります。

3.1 モバイルSuicaの圧倒的な利便性

モバイルSuicaは、日本のキャッシュレス社会において、もはやインフラの一部と言える存在です。スマートフォンを改札機にかざすだけで電車やバスを利用でき、切符購入やICカードを取り出す手間が不要になります。

また、コンビニエンスストア、スーパーマーケット、自動販売機、タクシーなど、Suicaマークのある膨大な数の加盟店でのスピーディーな支払い、アプリ内での残高チャージや定期券の購入・更新、新幹線のチケットレス乗車（タッチでGo!新幹線）など、その利便性は多岐にわたります。「モバイルSuicaなしの生活は考えられない」というユーザーが多いのも頷けます (Source article context)。

3.2 FeliCa：モバイルSuica利用の絶対条件

Androidスマートフォンでこの便利なモバイルSuicaを利用するための絶対的なハードウェア要件、それが**『FeliCa（フェリカ）』チップの搭載**です。FeliCaはソニー株式会社が開発した非接触IC技術であり、日本で広く普及しています。

3.3 なぜFeliCaが必要なのか？：速度とセキュリティ

日本の鉄道改札は、世界でも有数の処理速度が求められます。ラッシュ時には膨大な数の乗客が短時間で通過するため、瞬時（0.1秒以下とも言われる）の認証完了が不可欠です。FeliCaはこの高速処理性能を実現するために設計されました (Source article context)。

また、金銭や個人情報を扱うサービスであるため、国際標準のNFC Type A/B規格と比較して、より高度なセキュリティ機能が実装されている点も特徴です (Source article context)。Android版のモバイルSuicaアプリケーションは、このFeliCaの技術基盤を前提として開発・運用されているため、FeliCaチップ（おサイフケータイ機能）が物理的に搭載されていないスマートフォンでは、原理的に動作しません。

3.4 その他の要件

FeliCa搭載に加え、Android 6.0以上のOSバージョンや、モバイルSuicaアプリまたはGoogle ウォレットアプリも必要ですが、これらはソフトウェア側の要件であり、ハードウェアとしてのFeliCaチップの有無が最も根本的な制約となります。

このFeliCaへの依存は、日本の交通インフラにおける「経路依存性」とも言えます。つまり、過去にFeliCaを基盤として構築された広範なシステム（自動改札機、読み取り端末、決済ネットワーク）が存在するため、他のNFC規格（Type A/Bなど）を交通機関で利用可能にするためには、この既存インフラの大規模な改修または置換が必要となります。これは経済的・技術的に極めて困難であり、結果として、Androidスマートフォンで交通系ICカード機能（モバイルSuica/PASMO等）を利用するためには、依然としてFeliCaチップの搭載が事実上の必須条件となっているのです。グローバル展開を主眼とするスマートフォンメーカーにとって、この日本独自の要件への対応は、開発・製造上の大きな課題となります。

4. 【結論】Xiaomi 15 Ultra はモバイルSuicaに非対応

これまでの情報を踏まえ、Xiaomi 15 Ultra（日本版）とモバイルSuicaの対応について結論を述べます。2025年4月現在、日本国内で販売されているXiaomi 15 Ultraでは、モバイルSuicaを利用することはできません。

その唯一かつ決定的な理由は、モバイルSuicaの動作に必須である**『FeliCa（おサイフケータイ）』機能が搭載されていない**ためです。

前述の通り、Xiaomi 15 UltraはNFC機能自体は搭載しています。これは後述するVisaのタッチ決済など、店舗での支払いには利用できます。しかし、これは国際標準のNFC Type A/B規格であり、日本の交通システムで要求されるFeliCa（NFC Type-F）とは異なります。公式スペックにおいても、「おサイフケータイ/FeliCa」の項目は明確に**非対応（「―」）**とされています。

この状況を以下の表にまとめます。

表1: Xiaomi 15 Ultra vs. モバイルSuica (Android) 要件

この表が示す通り、Xiaomi 15 UltraはモバイルSuica利用のためのハードウェア的な必須条件（FeliCaチップ）を満たしていません。したがって、モバイルSuicaアプリをインストールしたとしても、サービスを利用することは不可能です。

日常的に電車やバスを利用し、モバイルSuicaでの支払いに慣れ親しんでいるユーザーにとって、これは非常に大きな制約となります。最新鋭の高性能スマートフォンを手に入れても、最も頻繁に利用する決済機能の一つが使えないという事実は、購入を躊躇させる、あるいは断念させる十分な理由となり得ます。

5. Xiaomiの戦略：なぜ最新フラッグシップで「おサイフケータイ」を見送ったのか？

日本市場におけるFeliCa（おサイフケータイ）の重要性を鑑みれば、なぜXiaomiが最新・最高のフラッグシップモデルである15 Ultraでこの機能の搭載を見送ったのか、疑問が生じるのは自然です。その背景には、同社のグローバル戦略と日本市場特有の事情、そしてコストとの兼ね合いが存在すると考えられます。

5.1 理由1：グローバルモデルとの仕様共通化と発売スピードの優先

Xiaomi 15 Ultraは、グローバル発表から日本での発売発表、そして販売開始まで、わずか2～3週間という異例のスピードで市場投入されました。これは、前年のXiaomi 14 Ultraが日本発売まで約2ヶ月を要したことと比較すると、著しい短縮です。

この迅速な展開を実現するため、Xiaomiはグローバルモデルと日本向けモデルのハードウェア仕様を可能な限り共通化し、日本独自のカスタマイズ（特にFeliCaチップの追加実装）を最小限に抑える戦略を選択した可能性が高いです。Xiaomi Japanの幹部も「グローバルで要望の高い製品を、要望が高いまま（日本に）持ってくるのが第一だった」と述べており (Source article context)、製品の鮮度とグローバルでの競争力を日本の消費者にいち早く提示することを優先したと考えられます。

FeliCaは主に日本国内でのみ利用される特殊な規格であり、その搭載には追加の部品コスト、開発期間、そして認証プロセスが必要となります。グローバル同時期発売を目指すフラッグシップモデルにおいて、日本市場のためだけにFeliCa対応を行うことは、全体のスケジュール遅延やコスト増加のリスクを伴うため、見送られたと推測されます。

5.2 理由2：コストと市場規模のバランス（フラッグシップモデルの場合）

FeliCaチップの搭載は、端末の製造原価を押し上げる要因となります。Xiaomi 15 Ultraのような高価格帯のフラッグシップモデルは、ミドルレンジモデルと比較して販売台数が限定的です。その限られた販売台数の中で、日本市場向けの特別なカスタマイズコストを上乗せすることは、価格競争力の低下を招いたり、採算性を悪化させたりする可能性があります。Xiaomiは、このコスト増を避ける判断をしたのかもしれません。

5.3 理由3：Xiaomiの日本市場における製品ポートフォリオ戦略

これまでのXiaomiの日本向け製品ラインナップを観察すると、製品カテゴリーに応じたローカライズ戦略の使い分けが見られます。

• フラッグシップモデル (例: Xiaomi 15 Ultra, 14 Ultra): グローバルモデルとの同時期発売やスペックの共通性を優先し、FeliCa非対応となることが多い。
• ミドルレンジ〜ハイミドルモデル (例: Xiaomi 14T, Redmi Note 13 Pro 5G, Mi 11 Lite 5G, Redmi Note 10 JE): より広範なユーザー層への販売を重視し、日本市場のニーズに合わせてFeliCa（おサイフケータイ）に対応させる場合が多い。これらのモデルは価格と性能のバランスが良く、販売台数も見込めるため、ローカライズの投資対効果が高いと判断されやすい傾向にあります。

以下の表は、この傾向を示す一例です。

表2: Xiaomi 日本向けモデル FeliCa対応状況 (例)

このように、Xiaomiは製品セグメントごとにFeliCa対応の有無を戦略的に決定していると考えられます。Xiaomi 15 UltraのFeliCa非対応は、日本のユーザーにとっては残念な事実ですが、同社のグローバル戦略と日本市場におけるポジショニングを考慮すると、ある程度予測可能な結果であったとも言えます。

この決定は、Xiaomiが日本市場において「戦略的な犠牲」を払っていることを示唆しています。つまり、フラッグシップ機ではグローバル基準の最先端スペック（特にカメラ性能）を最優先し、それを高く評価する一部のニッチなユーザー層（写真愛好家など）に訴求する一方で、FeliCaが必須となるより広範なマスマーケットに対しては、別途ローカライズされたミドルレンジモデルで対応するという、二段構えの戦略をとっているのです。

これにより、フラッグシップモデルのグローバル展開のスピードとサプライチェーンの効率性を維持しつつ、日本市場全体でのプレゼンスも確保しようとしていると考えられます。結果として、ユーザーは**「最新最高のスペック」か「日常の利便性（モバイルSuica）」か、という選択**を迫られることになります。

6. モバイルSuica代替：Xiaomi 15 UltraでのNFCタッチ決済

モバイルSuicaが利用できないことは大きな制約ですが、Xiaomi 15 Ultraには別の非接触決済手段が用意されています。それが、国際標準のNFC規格を利用した**『NFCタッチ決済』**です。

6.1 NFC (Type A/B) は搭載

Xiaomi 15 Ultraは、モバイルSuicaに必要なFeliCa（NFC Type-F）は搭載していませんが、世界的に広く使われている**NFC (Type A/B)**規格には対応しています。

6.2 Google Pay / Google ウォレットによるタッチ決済

このNFC (Type A/B) 機能を利用し、「Google Pay」アプリ（現在は「Google ウォレット」アプリ）に登録した対応クレジットカード（VisaまたはMastercardブランド）、デビットカード、プリペイドカードを使って、店舗でのタッチ決済が可能です。具体的には、「Visaのタッチ決済（Visa payWave）」や「Mastercardコンタクトレス」として知られる決済方法です。

これらの決済に対応している店舗（対応マークが掲示されている）であれば、Xiaomi 15 Ultraを決済端末にかざすだけで支払いが完了します (Source article context)。対応店舗は日本国内でも急速に拡大しており、主要なコンビニエンスストア（セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマート、ミニストップなど）、スーパーマーケット（イオン、イトーヨーカドー、マックスバリュ、まいばすけっとなど）、飲食店（マクドナルド、すき家、スターバックス、ドトールコーヒーなど）、ドラッグストア、その他小売店などで利用できます。

6.3 最重要注意点：交通機関では利用不可

ここで極めて重要な点を強調しなければなりません。NFC (Type A/B) を利用したGoogle Payのタッチ決済では、電車やバスの自動改札を通過することはできません (Source article context)。これらの交通機関での利用は、依然としてFeliCaベースのモバイルSuicaやモバイルPASMOなどのシステムに限定されています。NFCタッチ決済は、あくまで店舗での商品購入などに利用できる支払い方法です。

6.4 QRコード決済は利用可能

PayPay、楽天ペイ、LINE PayといったQRコード決済サービスは、スマートフォンのカメラとアプリを利用するため、NFCやFeliCaの搭載有無に関わらず利用できます。Xiaomi 15 Ultraでもこれらのサービスは問題なく使用可能です (Source article context)。

利用可能なキャッシュレス決済を整理すると、以下のようになります。

表3: Xiaomi 15 Ultra で利用可能な主なキャッシュレス決済

つまり、Xiaomi 15 Ultraでは、モバイルSuicaによる交通機関の利用はできませんが、店舗での支払いの多くは、Google PayのNFCタッチ決済やQRコード決済で代替できるということになります。

しかし、これは完全な代替とは言えません。モバイルSuicaの最大の利点の一つは、交通乗車と店舗決済を一つのプラットフォームでシームレスに統合している点にあります。NFCタッチ決済は店舗での支払いという「半分」の機能しかカバーできず、交通利用には別の手段が必要となるため、利便性の統合というメリットは失われます。これは、モバイルSuicaに慣れたユーザーにとっては、部分的な解決策に過ぎないことを意味します。

7. ステップ・バイ・ステップ：Xiaomi 15 UltraでGoogle Payタッチ決済を設定する方法 (HyperOS版)

Xiaomi 15 UltraでVisaのタッチ決済やMastercardコンタクトレスを利用可能にするための、Google Pay（Google ウォレット）の設定手順を具体的に解説します。特にXiaomiデバイス特有の設定項目に注意が必要です。

準備するもの

• Xiaomi 15 Ultra 本体
• Googleアカウント
• Google ウォレット アプリ（未インストールの場合はGoogle Playストアからダウンロード）
• タッチ決済に対応したVisaまたはMastercardブランドのクレジットカード、デビットカード、プリペイドカード

ステップ1：NFC機能を有効にする まず、スマートフォンのNFC設定を確認し、有効にします。

1. スマートフォンの**「設定」**アプリを開きます ⚙️。
2. 「接続と共有」（または類似の項目名）をタップします。
3. 「NFC」（または「NFC／おサイフケータイ設定」など）の項目を見つけ、スイッチを**オン (有効)**にします。

ステップ2：Google ウォレットにカードを追加する 次に、支払いカードをGoogle ウォレットに登録します。

1. **「Google ウォレット」**アプリを開きます。
2. 画面右下などの**「ウォレットに追加」**をタップします。
3. 「クレジット/デビットカード」（または「支払いカード」）を選択します。
4. カメラでカード情報を読み取るか、**「詳細情報を手動で入力」**を選び、カード番号、有効期限、セキュリティコード（CVC）などを入力します。
5. 画面の指示に従い、利用規約に同意し、必要に応じてSMSや電話によるカード会社への本人確認（3Dセキュア認証など）を行います。

ステップ3：メインカード（デフォルトカード）を設定する (任意) 複数のカードを登録した場合、タッチ決済時に優先的に使用されるカードを設定しておくと便利です。

1. Google ウォレット アプリで、メインにしたいカードを選択します。
2. カードの詳細画面で**「非接触決済のデフォルトに設定」**（または類似のオプション）をタップします。

ステップ4：【⚠️超重要⚠️】Xiaomi特有の設定：「セキュアエレメントの位置」を確認・設定する ここがXiaomi製スマートフォンでNFCタッチ決済を確実に利用するための、非常に重要なポイントです。この設定が適切でないと、カードを登録しても店舗の端末で反応しないトラブルが発生する可能性があります。

1. スマートフォンの**「設定」**アプリを開きます ⚙️。
2. **「接続と共有」**をタップします。
3. 「セキュアエレメントの位置」（または「NFCセキュアエレメント」など、OSバージョン等により名称が異なる場合があります）という項目を探します。
4. この設定項目をタップし、選択肢の中から**「HCEウォレット」**（または「ホストカードエミュレーションを使用」など）を選択します。もし「埋め込みセキュアエレメント (eSE)」や「SIMウォレット」、「自動選択」などが選択されている場合は、「HCEウォレット」に変更してください。

なぜ「HCEウォレット」なのか？ NFC決済には、決済情報を安全に処理するための場所（セキュアエレメント）が必要です。「埋め込みセキュアエレメント（eSE）」は、FeliCa（おサイフケータイ）のように、スマートフォン本体に組み込まれた専用の物理的なチップを指すことが一般的です。「HCE（Host Card Emulation）ウォレット」は、スマートフォンのOS（ホスト）上でカード情報をソフトウェア的にエミュレート（模擬）する技術を利用する方式で、Google PayのNFC Type A/Bタッチ決済（Visa/Mastercard）はこの方式を採用しています。

Xiaomi 15 UltraはFeliCaチップ（eSEに相当）を搭載していませんが、設定項目自体は残っている可能性があります。Google Payのタッチ決済を正しく機能させるためには、決済方式に合った**「HCEウォレット」を明示的に選択する必要がある**のです。

過去のFeliCa搭載Xiaomiモデルでは、モバイルSuica（FeliCa/eSE利用）とGoogle Payタッチ決済（NFC Type A/B/HCE利用）を切り替える際に、この「セキュアエレメントの位置」を手動で「eSE」と「HCEウォレット」の間で変更する必要があり、非常に煩雑であるとの批判がありました。Xiaomiもこの問題を認識しており、最近のHyperOSアップデートでは、この切り替えを不要にする「自動選択」オプションの導入や、HCE決済の安定性向上を図っています。

しかし、Xiaomi 15 UltraはFeliCaを搭載していないため、Google PayのNFCタッチ決済のみを利用することになります。そのため、2025年4月時点では、互換性の問題を確実に避けるために、明示的に「HCEウォレット」を選択しておくことが最も推奨される設定です。

この「セキュアエレメントの位置」という設定項目自体がユーザーに露出しており、手動での選択が必要となる場合がある点は、他の多くのAndroidスマートフォン（特に日本国内メーカー製）では見られない、XiaomiのNFC実装における特徴（あるいは癖）と言えます。これは、Xiaomiがグローバルで多様なNFC規格や決済方式に対応しようとする中で、その制御をユーザー設定に委ねる部分が残っているためかもしれません。結果として、ユーザーは一手間かける必要があり、これは他のデバイスでは不要な複雑さと言えるでしょう。

ステップ5：店舗での支払い方法 設定が完了すれば、店舗での支払いは簡単です。

1. スマートフォンの画面ロックを解除します（スリープ解除だけでは不十分な場合があります）。Google ウォレット アプリを事前に開く必要はありません。
2. スマートフォンの背面中央あたり（NFCアンテナの位置）を、店舗の決済端末にある非接触決済対応マーク（VisaタッチやMastercardコンタクトレスのロゴ）にかざします。
3. 「ピピッ」という音や、画面上のチェックマーク表示で支払い完了です。

これで、Xiaomi 15 Ultraでも店舗でのスマートなタッチ決済が利用可能になります。

8. モバイルSuicaが使えない場合の代替策：日々の通勤・通学をどう乗り切るか？

Google Payによる店舗でのタッチ決済は可能ですが、やはり最大の課題は「交通機関での利用」です。モバイルSuicaが使えない状況で、毎日の通勤・通学をどう乗り切るか、現実的な代替案を検討します。

8.1 物理的なSuica/PASMOカードの利用

最もシンプルかつ確実な方法は、従来通りのプラスチック製ICカード（Suica、PASMOなど）を別途携帯し、利用することです。スマートフォンとは独立して機能するため、機種に依存せず安定して利用できますが、スマートフォンの利便性からは後退します (Source article context)。

8.2 FeliCa搭載スマートウォッチの活用

Xiaomi 15 Ultraとペアリング可能な、FeliCaを搭載したスマートウォッチを利用する方法も有効です。Apple Watchシリーズ、Google Pixel Watchシリーズ、Samsung Galaxy Watchシリーズ（近年のモデル、例: Watch6/7）、および一部のGarmin、Fitbit製品などがモバイルSuicaに対応しています。これらのデバイスを腕に着けていれば、スマートフォンを取り出すことなく、手首をかざすだけで改札を通過できます。

注意点: Xiaomi自身のスマートバンド（Mi Bandシリーズなど）やスマートウォッチ（Redmi Watchなど）は、一般的にFeliCaを搭載しておらず、モバイルSuicaには対応していません。したがって、この代替策を採用する場合は、Apple、Google、Samsungなどの他社製FeliCa対応スマートウォッチを別途購入する必要があります。

8.3 2台持ち（旧型スマホの活用）

もし、以前使用していたスマートフォンがFeliCaに対応している場合、それをモバイルSuica専用機として持ち歩くという選択肢もあります。荷物は増えますが、どうしてもモバイルSuicaの機能を使いたい場合には有効です (Source article context)。

8.4 QRコード乗車券の利用（限定的）

一部の鉄道会社やバス会社では、QRコードを利用した乗車券サービスを導入し始めています。例えば、京阪電気鉄道、大阪メトロ、神戸新交通（ポートライナー・六甲ライナー）などが挙げられます。JR東日本も将来的な導入計画を発表しています。

ただし、注意が必要です。これらのQRコード乗車サービスは、2025年4月現在、まだ全国的に普及しているとは言えず、利用できる路線や区間、購入できる券種（例：企画乗車券や片道乗車券のみ）が限定的です。また、異なる事業者間での乗り継ぎに対応していない場合が多く、改札通過時の認証速度もFeliCaに劣る可能性があります。現時点では、モバイルSuicaの完全な代替となるほどの利便性は備えていません。

8.5 現実的な戦略：複数の方法の組み合わせ

多くの場合、これらの代替策を組み合わせることが現実的な解決策となるでしょう。例えば、「交通機関の利用は物理ICカードまたはFeliCa対応スマートウォッチで行い、店舗での支払いはXiaomi 15 UltraのGoogle Payタッチ決済やQRコード決済を活用する」といった使い分けです (Source article context)。

確かに、モバイルSuicaが統合されたスマートフォン一台で全てを完結させることに比べれば、これらの代替策は一手間増えることになります。物理カードや追加のデバイスを持ち歩く必要性、あるいは利用場面に応じた支払い方法の使い分けは、スマートフォンの利便性を一部損なうものです。特にFeliCa対応スマートウォッチは最もシームレスに近い代替手段ですが、追加のデバイス購入費用と、充電・管理の手間が発生します。これらの「摩擦」を受け入れられるかどうかは、Xiaomi 15 Ultraの他の魅力（特に卓越したカメラ性能）と天秤にかけて判断する必要があるでしょう。

9. ユーザーの声：Xiaomiスマホでの決済体験、実際の評価は？

Xiaomi 15 Ultra（および過去のXiaomi FeliCa非対応/対応モデル）の決済機能に関して、ユーザーからは様々な声が聞かれます。これらは、スペック表だけでは分からない実際の使用感を反映しています。

9.1 FeliCa非対応への強い不満

特にフラッグシップモデルにおけるFeliCa（おサイフケータイ）非対応に対しては、根強い不満や失望の声が多く見られます。日常的にモバイルSuicaを利用しているユーザーほど、「カメラは最高だが、毎日使うSuicaが使えないのは致命的」「なぜ日本の必需品を削るのか理解できない」「結局、物理カードか別のデバイスが必要になりスマートではない」といった意見が目立ちます。一部には、Xiaomiが日本市場のニーズを十分に理解していないのではないか、との厳しい指摘もあります。

9.2 NFCタッチ決済（店舗）への評価

一方で、Google PayによるNFCタッチ決済（Visa/Mastercard）については、「コンビニやスーパーでの支払いは問題なく使えている」「意外と困らない」といった肯定的な声もあります。設定自体は比較的簡単で、店舗でスマートフォンをかざすだけで支払える手軽さを評価する声もあります。

9.3 NFC/FeliCa実装への懸念（過去モデル含む）

ただし、Xiaomiの非接触決済機能全般に対しては、いくつかの懸念点も指摘されてきました。

• 過去のモデルにおいて、NFCリーダーとの相性によっては反応が鈍い場合があるとの報告。
• FeliCa搭載モデルにおいて、モバイルSuicaとNFCタッチ決済を併用する際に**「セキュアエレメントの位置」を手動で切り替える必要があった**ことへの不満。
• FeliCa搭載モデルであっても、まれに改札でエラーが発生することがあり、実装の安定性に疑問を持つ声。

これらの過去の経験から、XiaomiのNFC/FeliCa周りのソフトウェア実装には、若干の癖や改善の余地があると感じているユーザーもいるようです。（Xiaomi 15 UltraにおけるNFCタッチ決済の安定性については、今後の長期的なユーザーレビューの蓄積が待たれます。）

9.4 「割り切り」派の意見

FeliCa非対応というデメリットを認識した上で、他の要素を優先してXiaomi 15 Ultraを選択し、決済は代替手段でカバーするという「割り切り」派のユーザーも存在します。「Suicaはスマートウォッチで解決。本体はカメラと性能重視で選んだので満足」「もともとQRコード決済がメインだったので影響は少ない」「不便さはあるが、このカメラ性能なら許容範囲」といった声です。

9.5 その他の評価

決済機能以外では、卓越したカメラ性能、高い処理能力、高級感のあるデザイン、高速な指紋認証などが高く評価されています。一方で、高負荷時の発熱や、使い方によるバッテリー持ちの変動については意見が分かれることもあります。付属ケースの同梱は好意的に受け止められています。

これらのユーザーの声は、Xiaomi 15 Ultraの購入検討において重要な判断材料となります。特にFeliCa非対応という点は、ユーザーのライフスタイルや決済習慣によって、その影響度が大きく異なります。モバイルSuicaへの依存度が高いユーザーにとっては大きな欠点となり得る一方で、カメラ性能を最優先するユーザーや、代替手段の利用に抵抗がないユーザーにとっては、許容可能なトレードオフと見なされる可能性があります。この評価の二極化は、Xiaomi 15 Ultraが日本市場において、万人向けのフラッグシップというよりは、特定のニーズを持つ層に向けた、ややニッチな製品となっていることを示唆しています。

10. 競合との比較：日本のフラッグシップ市場におけるFeliCaの位置づけ

Xiaomi 15 UltraのFeliCa非対応という選択を、日本のスマートフォン市場全体の文脈で捉えることも重要です。一般的に、日本市場で主流の成功を目指すフラッグシップスマートフォンにとって、FeliCa（おサイフケータイ）への対応は、もはや標準装備とも言える機能となっています。

同時期（2025年前半）に競合すると考えられる主要なフラッグシップモデルの状況を見てみましょう。

• Samsung Galaxy Sシリーズ (例: S25 / S25 Ultra): Samsungは、日本向けモデルにおいて一貫してFeliCa（おサイフケータイ）を搭載しています。Galaxy S25シリーズも例外なく対応しており、モバイルSuicaやその他のFeliCaベースのサービスが利用可能です。
• Sony Xperia 1シリーズ (例: Xperia 1 VI / VII): FeliCa技術の開発元であるソニーは、当然ながら自社のフラッグシップXperiaシリーズにFeliCaを搭載しています。カメラ性能でも評価の高いXperiaは、決済機能においても日本のニーズに応えています。
• Sharp AQUOS Rシリーズ (例: R9 / R10): 日本国内市場に強みを持つシャープも、ハイエンドのAQUOS RシリーズにはFeliCaを搭載するのが通例です。
• Apple iPhone: 近年のiPhoneはすべて、日本国内モデルにおいてFeliCaに対応しており、Apple Payを通じてSuica、PASMOなどを利用できます。
• Google Pixelシリーズ (例: Pixel 9 / 9 Pro): GoogleのフラッグシップモデルであるPixelシリーズも、近年の日本向けモデルではFeliCaを搭載し、モバイルSuicaやGoogle Payでのタッチ決済に対応しています。

このように、主要な競合他社は、日本市場向けのフラッグシップモデルにおいてFeliCa対応を標準的な仕様として提供しています。この状況下で、Xiaomi 15 UltraがFeliCaを搭載しないという選択は、明らかに異例であり、同製品を日本のプレミアムスマートフォン市場における**「アウトライアー（異端児）」**と位置づけています。

この事実は、Xiaomi 15 Ultraが日本市場において、主流のプレミアムスマートフォンユーザー層を獲得する上で、明確な競争上の不利を抱えていることを意味します。FeliCa/モバイルSuicaの利便性は、多くの日本人ユーザーにとって機種選択の際の重要な要素であり、これを欠くことは、Samsung、ソニー、シャープ、Apple、Googleといった競合製品に対する大きなハンディキャップとなります。

この点からも、Xiaomiが15 Ultraで狙っているのは、FeliCaよりもカメラ性能や最新スペックを優先する特定のユーザーセグメントであり、必ずしも日本におけるプレミアム市場全体のシェア獲得を最優先しているわけではない、という戦略が透けて見えます。

11. まとめ：Xiaomi 15 Ultra 購入前に考慮すべき「決済」のトレードオフ

Xiaomi 15 Ultraは、疑いなく2025年を代表する高性能スマートフォンの一つですが、日本市場においては「決済」という側面で特有の注意が必要です。購入を検討する上で、以下の点を十分に理解しておく必要があります。

Xiaomi 15 Ultraの決済に関するキーポイント

• ✅ 卓越した性能とカメラ: 最新プロセッサーとライカ監修の超高性能カメラは、本機の最大の魅力です。
• ❌ モバイルSuica利用不可: 日本で広く使われているFeliCa（おサイフケータイ）機能が非搭載のため、電車・バスの乗車やSuica加盟店での支払いにモバイルSuicaは利用できません。
• ✅ NFCタッチ決済（店舗）は利用可能: 標準のNFC (Type A/B) は搭載しており、Google Pay（Google ウォレット）を通じて、VisaやMastercardのタッチ決済対応店舗での支払いは可能です。ただし、Xiaomi特有の**「セキュアエレメント位置」設定（HCEウォレット選択）が必要**になる点に注意が必要です。
• ✅ QRコード決済は問題なし: PayPayなどのQRコード決済は、通常通り利用できます (Source article context)。
• ⚠️ 交通機関利用には代替手段が必須: 電車やバスに乗る際は、物理的なICカード、FeliCa対応スマートウォッチ、あるいは別のFeliCa対応スマートフォンなどを別途用意する必要があります。

重要なのは「自身の使い方に合うか」

Xiaomi 15 Ultraは、特に写真・動画撮影に強いこだわりを持つユーザーや、常に最高のスペックを求めるユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となり得ます。しかし、日々の生活においてモバイルSuicaの利便性を最優先するユーザーにとっては、FeliCa非対応という点が購入を妨げる大きな要因となる可能性があります。

最終的な購入判断を下す前に、以下の点を自身のライフスタイルと照らし合わせて熟考することをお勧めします。

• モバイルSuica（特に交通利用）への依存度はどの程度か？ 毎日の通勤・通学に不可欠か、それとも他の手段で代替可能か。
• 代替案（物理カード、スマートウォッチ等）で不便なく生活できるか？ 追加のデバイス購入や持ち運びの手間を許容できるか。
• 店舗での支払いはGoogle Payタッチ決済やQRコード決済で十分か？ Suica払いができないことによる不便はどの程度か。
• Xiaomi 15 Ultraのカメラ性能や処理能力を、FeliCa搭載の競合機種と比較して、どれだけ重視するか？

Xiaomi 15 Ultraが提供する世界最高レベルのカメラ性能や処理能力を取るか、それとも日本の生活に深く根付いたモバイルSuicaの利便性を取るか。これは、多くのユーザーにとって悩ましい選択となるでしょう。本レポートが、個々のニーズに最適なスマートフォン選びの一助となれば幸いです。

12. ご注意・免責事項

※ 本レポートの情報は、2025年4月時点で入手可能な情報に基づいています。
※ スマートフォンの仕様、ソフトウェア（Xiaomi HyperOSを含む）のアップデート、Google Pay、モバイルSuica、各種決済サービス、交通機関の対応状況等は、将来変更される可能性があります。
※ 製品の購入や機能の利用に際しては、必ずXiaomi公式サイト、JR東日本（モバイルSuica）、Google Pay（Google ウォレット）、ご利用のカード会社、各交通事業者などの公式情報を最新の内容でご確認ください。
※ 「おサイフケータイ」および「おサイフケータイ」ロゴは、株式会社NTTドコモの登録商標です。
※ FeliCaは、ソニーグループ株式会社またはその関連会社の登録商標または商標です。
※ Google Pay, Google ウォレット, Android, Google Pixel は Google LLC の商標です。
※ Suicaは東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
※ PASMOは株式会社パスモの登録商標です。
※ Visaは、Visa International Service Associationの登録商標です。
※ Mastercardは、Mastercard International Incorporatedの登録商標です。
※ Leicaは、Leica Camera AGの登録商標です。
※ Snapdragonは、Qualcomm Incorporatedの商標または登録商標です。
※ その他、記載されている会社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。